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『地獄の回想』 (じごくのかいそう、Lick It Up) は、1983年にキッスが発売した11枚目のスタジオ・オリジナル・アルバムである。(メンバー4人のソロ・アルバム、キッス・キラーズを除く) == 解説 == 前作『暗黒の神話』の製作で大きく貢献し、すでにツアーにも同行していたヴィニー・ヴィンセントが本作から正式メンバーとして加入。(ただし、法律上はキッスとはあくまでもジーン・シモンズとポール・スタンレーの2人) 本作から、彼らの大きなセールス・ポイントであったメイクを落とし、1996年のオリジナル・メンバー再結成までの13年間にわたって素顔で活動することになる。 前作『暗黒の神話』をプロデュースしたマイケル・ジェイムス・ジャクソンが、引き続きジーン、ポールと共同でプロデュースを担当。前作からのヘヴィ・メタル路線を継承しつつ、タイトル曲「地獄の回想」(Lick It Up)に代表されるように、キッス本来の魅力であったキャッチーでポップな曲調を復活させ、よりコマーシャルな作品に仕上げている。 またタイトル曲は、当時隆盛を誇ったMTVでヘヴィ・ローテーションとなり、覚えやすいメロディ、素顔を晒したことの話題性と合わせ、本作を成功に導いた。 全体的に当時流行し始めていたLAメタル色が濃く、新加入のヴィニーの技術・才能と相まってメタルファンを中心とする新しいファン層を開拓した。 日本発売時はジャケットの上からメイク写真のカバーがかけられており、購入するまで素顔が分からない仕様だった。ちなみに、ヴィニーの数少ないメイク写真でもある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「地獄の回想」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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