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地獄谷野猿公苑(じごくだにやえんこうえん)は、長野県下高井郡山ノ内町の地獄谷温泉にある野性〔のニホンザル(Macaca fuscata)の保護および観察を行っている野猿公園。冬場に温泉にサルが浸かる国際的な観光地。英語圏では“Snow Monkey Mountain”とも呼ばれる〔インバウンド見聞録Vol.10 地域のつながりを生み出す 世界が知る”Snow Monkey”(長野県山ノ内町湯田中渋温泉郷)<外国人旅行者、日本の秘境を訪ねる> 公益財団法人日本交通公社 守屋邦彦、西川亮 2013-3-1閲覧〕。 == 地理と歴史 == 1964年に開苑し、開苑当初からの「猿と人間の共生を観光客に見せること」を徹底し〔、野生のニホンザルの生態を間近で観察できる〔朝だ!生です旅サラダ ゲストの旅 ゲスト:清水アキラ 2012/11/10放送 ABC朝日放送web 2013-3-1閲覧〕野猿公園と国際的に知られる。志賀高原を源とする横湯川の渓谷にある地獄谷温泉の一番奥に位置する。川の対岸には、100度近い源泉を吹き上げる渋の地獄谷噴泉がある〔。標高850m、1mを越える積雪があり、厳冬期は最低気温が-10度を下回る。冬場に温泉に入るニホンザルの姿は“snow monkey”(スノーモンキー)などと呼ばれて非常に有名であり、日本国内外のメディアの紹介でよく地獄谷温泉の画像が使用され、タイム誌などにも掲載される。また日本国内外からの観光客も不便な道のりにも関らず訪れる観光地で、年間約10万人が訪れる〔。公苑では夏冬の区別なく山から下りてきた野生のニホンザルが観察できる。 長野オリンピックでのスノーボードのハーフパイプ会場となった「かんばやしスノーボードパーク」がそばにあったため〔四季 五輪の舞台(4) 地獄谷温泉の猿 自然と人間 難しい関係 1997.1.30 信濃毎日新聞 2013-3-1閲覧〕、長野五輪のころから各国のメディアが紹介し〔、日本国外にも公苑が知られるようになった〔。観光客の内、約2割が日本国外からで、サルが風呂に浸かる冬季は、多いときは3-4割が日本国外の観光客で、中でもスキー観光の際に訪日するオーストラリア人観光客が多いと報道される〔いい湯だな~ 長野・地獄谷野猿公苑 2013.01.27 、【自遊時間】母子だけの“特権” 2013.1.25 08:02 。どれも写真報道局・植村光貴 MSN産経フォト 2013-3-1閲覧〕。また、日本国外の観光客は、2006年は約14,000人〔、2009年には約18,000人、2010年には約23,000人いた。公苑によると、2010年の1月の時点で、冬季の平日の平均来場者が約150人で、うち半数以上が日本国外人で、多いときは7割を超える日もあり、週末や休日などは、観光客が多い日は500人前後が訪れるが、うち約半数は日本国外人で占められていると話していた〔。 2011年3月に東日本大震災が起きると「ほとんどゼロになった」(苑)ほど急減した〔。しかしその後、再び震災前の水準まで回復している〔。スキーで多数訪れていたオーストラリア、台湾、欧米からの観光客に加え、シンガポールやタイなど東南アジアからの旅行客も増えてきているが〔、地元観光関係者が東南アジアで誘客に力を入れているためだと説明する〔。 また朝日新聞社は報道で、日本国外からの観光客は特に冬季に来ていると指摘し、サルたちは日本国内よりも日本国外で有名であり〔、訪日者に“Snow Monkey”は、「日本で是非とも見たいもの」の上位にランクインしているようだと書いている〔。日本テレビの番組では「外国人が感動した日本の観光地」(トリップアドバイザー調べ)で3番手となっていると放送した〔日本テレビ「月曜から夜ふかし」 2013年2月25日放送内容 テレビ紹介情報 2013年2月25日 23:58~00:53 価格.com 2013-3-1閲覧〕。公苑は「野生の動物をこれだけ近くで安心して見られる所は世界でもあまりない」と毎日新聞で紹介した〔地獄谷野猿公苑、外国人客でにぎわい 震災前の水準に回復 2013年1月11日掲載 、写真グラフ 「スノーモンキー」大受け 2010年1月18日掲載 写真・文 太田一彰 どれも信濃毎日新聞 2013-3-1閲覧〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「地獄谷野猿公苑」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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