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『地震列島』(じしんれっとう)は、1980年の日本映画。 == 解説 == 映画製作当時、大規模地震対策特別措置法の施行による地震防災対策強化地域の指定や、同法による警戒宣言時措置の発表などにより、東海地震の発生が現実味を帯びていた。これらの世論の動きに加え、1970年代の『日本沈没』、『ノストラダムスの大予言』など東宝特撮におけるパニック映画の路線を継承し、かつ『大地震』や『ポセイドン・アドベンチャー』などのアメリカのパニック映画に見られる男女の恋愛を加味した作品として製作された。 本作スタッフはよみうりテレビ・東宝映像が制作したテレビ映画『東京大地震マグニチュード8.1』(主演 : 千葉真一、監督 : 西村潔、1980年4月17日放送)を、参考試写していた。同テレビ映画の参考資料『大地震』の著者である小板橋二郎・真鍋繁樹・千葉仁志は本作にも協力している。ライター会社とCMタイアップが行われたが、新藤兼人の脚本はこれを逆手に取ってライターをドラマのキーに用いた大胆なものであり、もともとパニック映画とは畑違いの監督である大森健次郎が恋愛描写の方に繊細な味を発揮してユニークな作品となった。 劇中、芦田富子が暮らしていたとされるマンションは、東京都世田谷区内の首都高速道路沿線に実在したマンションである〔〔この舞台となったマンションは2014年7月現在も現存している。〕。これについて特技監督の中野昭慶は「実在の建物が被害を受ける様子を見せた方が、よりリアリティを持って見てもらえるであろうと考えた」と語っている〔DVD特典映像での発言。〕。ミニチュアセットにおけるマンション以外の建造物は基本的にストーリーに沿って架空の建造物が配置されていた(首都高速の線形も実在のものと異なる)。また、首都高速の爆発や勝鬨橋の倒壊シーンなどは、過去の東宝特撮作品(『日本沈没』等)から流用されている。 東宝からDVDが発売されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「地震列島」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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