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坂口尚 : ミニ英和和英辞書
坂口尚[さかぐち ひさし]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [さか]
 【名詞】 1. slope 2. hill 
: [くち]
 【名詞】 1. mouth 2. orifice 3. opening 
: [なお]
  1. (adv,conj) (uk) furthermore 2. still 3. yet 4. more 5. still more 6. greater 7. further 8. less 

坂口尚 : ウィキペディア日本語版
坂口尚[さかぐち ひさし]

坂口 尚(さかぐち ひさし、男性、1946年5月5日 - 1995年12月22日)は、日本の漫画家アニメーター東京都出身。
== 人物 ==
1963年、うさぎのカットを3枚描いて入社試験に合格し〔「電飾の夜23:59発」p186 坂口尚全調書〕、定時制高校在学中に虫プロに入社。学業との両立が困難となり、高校は自主退学〔「ぱふ」1980年11月号 p102〕〔「マンガ応用テクニック講座」p112 MY WORKS 坂口尚 場景至上派〕。『鉄腕アトム』『ジャングル大帝』で原画を担当〔「坂口尚短編集1」坂口尚Profile〕。『リボンの騎士』で演出デビュー〔リボンの騎士 DVD-BOX1 シルバーランド・ファイル 第5話 怪物の谷 解説〕。最終話「シルバーランド幸せに」を含む8話分を担当した〔リボンの騎士 DVD-BOX1 シルバーランド・ファイル〕〔リボンの騎士 DVD-BOX2 シルバーランド・ファイル〕〔リボンの騎士:アニメ・映像wiki:TezukaOsamu.net(JP) 手塚治虫 公式サイト 〕。
虫プロ時代より下駄履き。あえて下駄を履くことで服装や外見で判断する人物を見分けていた。自画像も下駄だった〔講談社漫画文庫「12色物語」坂口尚さんとの思い出 浮田信行 p404-405〕〔「ぱふ」1980年11月号 p45〕〔講談社漫画文庫「石の花」p280 坂口尚さんのこと 石坂啓〕〔「WHAT」1981年2月号 p151-152 スーパーエッセイ1 下駄 坂口尚〕〔「WHAT」1987年2月号 p180 坂口尚の素語録 月とドラマの関係〕。
1969年「COM」9月号SERIES霧の中『おさらばしろ!』で漫画家デビュー〔「ぱふ」1980年11月号 p47 光の匂い、風の色 - 坂口尚論・未遂 村上知彦〕 し、「COM」の連載と並行して、1970年から1971年にかけて「ぼくらマガジン」に『ウルフガイ』を連載。『ウルフガイ』連載終了後は、アニメーションの仕事のほうが多くなり、漫画は年に数本のみとなった〔「ぱふ」1980年11月号 p49 光の匂い、風の色 - 坂口尚論・未遂 村上知彦〕〔「3月の風は3ノット」(1981年)潮出版社 p176 坂口尚の普遍性について 村上知彦〕〔「石の花」上 光文社 p500 ユーゴ・栄光と愚行と 安彦良和〕。
1978年、24時間テレビ 「愛は地球を救う」のスペシャルアニメ100万年地球の旅 バンダーブック』で中心的役割を担う。スケジュールが切迫した制作現場では手塚治虫と対立することもあった。仲裁役は現手塚プロダクション社長の松谷孝征だった〔講談社漫画文庫「石の花」2 p280 坂口尚さんのこと 松谷孝征〕〔愛蔵版「石の花」3 p332 一本筋を通す人 松谷孝征〕〔「月刊peke」1978年11月号 p147 バンダーブック見たかい?〕〔「ぱふ」1980年11月号 p100-101〕〔「ブラック・ジャック創作秘話〜手塚治虫の仕事場から〜」1 第4話・アニメ地獄〕。
1979年、ニューウェーブの波の渦中で〔週刊ポスト2001年2/9号 p167 坂口尚短編集第1巻「午后の風」南信長〕〔サンデー毎日2001年1月7-14日新年合併号 p67 村上知彦の大人のまんが 忘れかけたまんがの可能性〕『たつまきを売る老人』をはじめとするシリーズ「午后の風」を発表、1980年より『12色物語』を連載。その詩的な作風から「短編の名手」〔〔レコレコVol.8 p91「坂口尚短編集5 ドレみ空!」〕〔「Peke」1978年11月号 p14 ファンタジー特集Part1 坂口尚「恋人」〕「詩人」〔「たつまきを売る老人」奇想天外社 手塚治虫 カバー見返し 帯〕〔「ぱふ」1980年11月号 p86 寡黙な風にゆれるコスモス-あるいは坂口尚論 石原はるひこ〕〔「COMIC BOX」1983年1月号 p47 12色物語 高取英〕 と呼ばれた。
1983年、長編『石の花』連載開始。以後、『VERSION』『あっかんべェ一休』と長編を中心とした執筆活動に入る。『石の花』で旧ユーゴスラビア政府より表彰。ユーゴスラビアの複雑な環境に世界の縮図をみいだした〔講談社漫画文庫「石の花」5 p278 なぜ漫画でユーゴを描いたのか 坂口尚〕『石の花』は5度出版されるほどの代表作となった。
一部からは手塚治虫の後継者と目されるも、『あっかんべェ一休』第4巻のカバー校了にたちあった直後〔「坂口尚追悼文集 …未来へ」p111 坂口尚さんの三部作のこと 講談社「アフタヌーン編集部」由利耕一〕 の1995年12月22日に急性心不全により49歳の若さで逝去〔「日本一のマンガを探せ! 別冊宝島316」宝島社 1997年 p231〕〔ライオンブックス「安達が原」「悪右衛門」 DVD〕〔「石の花」上 光文社 p502 ユーゴ・栄光と愚行と 安彦良和〕。
没後の1996年、遺作となった『あっかんべェ一休』に日本漫画家協会賞優秀賞が贈られた。
アニメの遺作は『安達が原』(1991年)〔「安達が原」ライオンブックス.1 VHS〕〔。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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