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坂町(さかちょう)は広島県安芸郡の町。 == 概要 == 陸地では広島市安芸区、呉市に隣接し、湾を隔てて広島市南区、江田島市と接している。 戦後から昭和40年代にかけて、周辺の他市町では住宅団地が建設され人口が急増した。山を挟んで反対側の矢野ニュータウン(広島市安芸区)もその1つである。 その一方で、坂町は地主が土地を手離さない場合が多いことから、山が多い割には大規模な住宅団地の建設が難しく、住宅供給があまり成されなかったため、現在に至るまで大幅な人口の増減はみられない。なお、人口は最も多い時期で14,963人〔1968年(昭和43年)5月1日現在の住民基本台帳人口。男性7,225人、女性7,738人。〕であり、現在より約2,000人多い程度にとどまっている。 昭和20年代までは、安芸郡の陸地部にある町村では最も人口が多く、島嶼部の町村を含めても4番目に多かった〔当時は、江田島町(現:江田島市江田島町)、音戸町(現:呉市音戸町)、倉橋町(現:呉市倉橋町)が坂町よりも人口が多かった。現在はこれら3町よりも坂町の方が人口が多い。〕。しかし、昭和30年代から40年代にかけて陸地部の周辺町の人口急増により、現在も安芸郡の町として残る4町の中では最下位となっている 〔なお、広島市に編入される前までは安芸郡だった、安芸区の中野地区、矢野地区も人口急増により坂町よりも人口が多い。船越地区には一旦抜かれたものの、面積が狭いことから人口増加が止まり、平成に入ってからは坂町の方が人口が多い。〕。 広島市と呉市に挟まれた場所にありながら、長年若者の人口流出に歯止めがかからなかった影響で、高齢者の割合が周辺の市町と比べて高いのが特徴である。 そのため、若者の定住を目指し、広島湾を埋め立てた平成ヶ浜地区にマンション・県営住宅〔いわゆる子育て支援住宅であり、生涯住むことができるものではない〕を整備することで若者の流出に歯止めをかけている。 人口は、12,020人〔平成12年の国勢調査確定値を基準にした2004年4月1日現在の推計人口(男性5,622人、女性6,398人)。なお、同日現在の住民基本台帳人口は、12,236人(男性5,788人、女性6,488人)。〕まで減少したのち、増加傾向に転じた。なお現在は、緩やかな減少傾向となっている。 平成21年に広島県警察学校が広島市南区から移転してきてからは、春と秋に大きな人口変動が見られるのも特徴である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「坂町」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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