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垂直カルダン駆動方式(すいちょくカルダンくどうほうしき)は、電車のモーター駆動方式のうち、カルダン駆動方式の一種である。 1954年に、日本の電機メーカーである神鋼電機(現・シンフォニア テクノロジー)が開発した。現在では一般的ではなく、使用例も無い。 == 基本構成 == * 台車は、車軸が垂直に揺動する形式である必要がある。 * モーターは台車枠中央部に、垂直に固定されて搭載される(アウトリガで台車枠外側寄りに搭載した例もある)。 * モーター軸の出力ギアから、隣接して車軸直上に固定されたギアを駆動、ここから伸縮可能なスプラインシャフトとベベルギア(傘歯車)を介して、直下の車軸を駆動する。 走行中、駆動装置に対する車軸の偏位は、ほぼすべてが垂直方向に収れんされる。このため、偏位の主たる吸収は垂直軸の伸縮を許容する単純なスプラインシャフトで済み、カルダン駆動方式の一種でありながら大きな偏位を許容するカルダンジョイント(たわみ継ぎ手)は不要である(実際には垂直軸のカルダンジョイント省略にまでは至っていない)。 全幅は小さくてよいので狭軌鉄道にも使用しやすいが、ギアまわりの収納の関係で、台車上のスペースが高く取られる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「垂直カルダン駆動方式」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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