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埃吹く街 : ミニ英和和英辞書
埃吹く街[ほこりふくまち]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ほこり]
 【名詞】 1. dust 
吹く : [ふく]
  1. (v5k) (1) to blow (wind, etc) 2. (2) to emit 3. to spout 
: [まち]
 【名詞】 1. (1) town 2. (2) street 3. road

埃吹く街 : ウィキペディア日本語版
埃吹く街[ほこりふくまち]

埃吹く街』(ほこりふくまち、草木社、1948年2月10日)は、日本の歌人近藤芳美の最初の個人歌集。装幀は上野省策。本文182頁、歌数447首。
== 概要 ==
歌集名「埃吹く街」は、歌集中に収録された一歌篇のタイトル「埃吹く街」から採られたものである。同歌篇のなかには、タイトルのもとになった「日の入りの埃吹かるる橋の上いだかれて立つ表情もなく」「街空は吹ける埃ににごりつつ富籤に寄る少年のむれ」といった歌がある。この歌集には、1945年10月から1947年6月までに制作された作品が収録されている。この制作時期は、後に刊行された『早春歌』の収録歌の制作時期より新しい。しばしば引用される歌に次のようなものがある。
*いつの間に夜の省線にはられたる軍のガリ版を青年が剥ぐ
*世をあげし思想の中にまもり来て今こそ戦争を憎む心よ
*水銀の如き光に海見えてレインコートを着る部屋の中
*耳のうら接吻すれば匂ひたる少女なりしより過ぎし十年



抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「埃吹く街」の詳細全文を読む




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