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執印(しゅういん)とは、役職名から起こる氏であり、朝廷下賜の金印『八幡宮印』を預かり管理する職で、権執印・大検校・千儀と並んで、新田八幡宮社家の一である。 == 歴史 == 惟宗康友が文治年中に執印初代として禁裏御直支配職の新田宮執印職 並びに五代院院主職に補せられる。康友は鹿児島氏を称して始め鹿児島郡司 並びに弁済使職。康友の子・康兼が二代目執印として、父の職を継いで執印氏を称した。 *【寺社領之為領主而自鎌倉将軍家至室町将軍世々為御家人】 以来、執印氏は四八社家の統領として、明治に至るまで薩摩国一宮の新田宮宮司職を継承する。 三代目執印は、康兼の弟が国分寺沙汰職(留守職)並びに同所天満宮別当職に補任し、国分城(水引城)に居城して国分氏を称した国分友久の三男・康秀であり、三代目執印重兼と改めて跡を継いだ。 庶家は他に五代院院主職を譲られた五代氏がおり、子孫の五代友喜は島津義弘の家老を務めている。〔『「さつま」歴史人名集』 稲葉行雄(高城書房出版)ISBN 4-924752-28-2〕また、島津忠良七周忌の際に納戸衆を務めた平野氏、康友の子である友家が羽島(現・鹿児島県いちき串木野市羽島)・向田(現・同薩摩川内市向田)の辺りを与えられて号した羽島氏もある。〔 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「執印氏」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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