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埼玉医科大学国際医療センター(さいたまいかだいがくこくさいいりょうセンター)は、埼玉県日高市に所在する、埼玉医科大学付属の病院である。 == 特徴 == 埼玉医科大学日高キャンパスにあり、がん・心臓病・脳卒中といった三大成人病に対応する高度専門特殊医療や救命救急医療の提供を目的としている。病院は、山間部を切り開いて設置されている。日本では数少ない診療科の腫瘍内科や精神腫瘍科(緩和ケア科)、日本初の小児脳脊髄腫瘍部門を置いている。 埼玉医科大学国際医療センターの開設に合わせて埼玉医科大学病院から心臓病センター各診療科と臨床腫瘍科等の一部の診療科を同医療センターに移転した。それまで埼玉医科大学病院が心臓移植実施認定施設であったが2010年7月5日に同医療センターが心臓移植実施認定施設に認定され心臓移植施設も同医療センターへと移転した。 2009年4月から埼玉県が埼玉医科大学国際医療センターと埼玉県防災航空隊が協力して消防防災ヘリコプターを活用して、医師がヘリコプターに乗り込んで患者を治療しながら搬送するドクターヘリを全国でも初めて、県内全域で夜間も運用する方針を決めた。埼玉県には、すでにドクターヘリが埼玉医科大学総合医療センターに配備されているが運用は日中に限られ、医療機関が少ない山間部を中心に夜間の救急患者の対応が課題となっていた。そこで国際医療センターには照明設備付きのヘリポートがあり、夜から早朝にかけて医師と看護師が待機して対応するということで埼玉県は、同医療センターの協力を得て、県内全域の夜間の救急活動を、県防災ヘリで対応するが決まり厚生労働省も「ドクターヘリと防災ヘリを連携させた24時間態勢の救急活動は全国に先がけた取り組みで活動の効果に注目したい」と話している。しかし、防災ヘリの墜落事故のため、埼玉県は、2010年7月より当分の間は夜間ドクターヘリ体制は中止することを表明した。 2011年1月に日中の防災ヘリによるドクターヘリ的運行に関しては再開された。 2010年4月1日に埼玉県内3例目となる病弱・身体虚弱特別支援学級(以下、院内学級)が設置されている。この院内学級は、日高市立高麗川小学校病弱・身体虚弱特別支援学級といい、日高市立高麗川小学校の分校として設置されている。埼玉医科大学国際医療センターに長期入院し、学校の授業を受けることのできない児童のために、希望する児童に授業を行い、入院中の児童に教育の機会を確保するとともに入院生活に変化を持たせて治療効果の向上にも寄与しようとして設置された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「埼玉医科大学国際医療センター」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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