|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 埼玉県 : [さいたまけん] (n) Saitama prefecture (Kantou area) ・ 玉 : [たま, だま, ぎょく] 1. (n,n-suf) ball 2. sphere 3. coin ・ 県 : [けん] 【名詞】 1. prefecture ・ 県庁 : [けんちょう] 【名詞】 1. prefectural office ・ 庁 : [ちょう] 1. (n,n-suf) government office 2. agency 3. board ・ 庁舎 : [ちょうしゃ] 【名詞】 1. government office building ・ 舎 : [しゃ, せき] 1. (n,n-suf) inn 2. hut 3. house 4. mansion
埼玉県庁舎(さいたまけんちょうしゃ)は、埼玉県さいたま市浦和区に所在する広域自治体である埼玉県の庁舎の総称。埼玉県庁。 第一庁舎(県庁)、第二庁舎(埼玉県警本部)、第三庁舎、議会議事堂(埼玉県議会)、職員会館、衛生会館、別館、危機管理防災センターから構成される。 == 概要 == 1869年(明治2年)9月29日に浦和県が置かれ、浦和県庁舎は現在地に置かれた。その後岩槻県と忍県との合併により埼玉県が誕生し、埼玉県庁舎となった。 先代の県庁舎は現在の第一庁舎の場所にあったが、1948年(昭和23年)に放火で焼失した。10月25日午後11時50分ごろ県庁舎の新館2階の消防課付近から出火し、本館に燃え広がったあと別館など8棟を焼失させた。消失面積は約7000平方メートルに及び、重要書類がほぼ消失、県庁機能を失った。 その3日後すぐに大宮市(現さいたま市)、熊谷市が県庁移転を提案し、現地再建派と対立した。放火以前から移転を主張する一部の強硬な団体などが存在しており、県庁移転目的の放火も疑われたが、11月12日に火元の消防課会計係員の24歳の男を逮捕した。当初は犯行を強く否認していたが、一転自供し、1951年1月に懲役12年の実刑を言い渡された。 ところが仮釈放中の同年に法務大臣、浦和警察署、浦和地検検事正宛てに「私は無罪」という遺書を残し水戸市内の山中で服毒自殺したため、真相は分かっていない。また、この件で当時の県知事である西村実造の責任問題へ発展し、辞表を提出する事態となっている。結局移転論は1950年(昭和25年)年3月23日の県庁舎建設特別委員会まで持ち越され、浦和存続が決まった〔埼玉県行政史 第3巻〕。移転論に決着がつき、再建が始まり、1955年10月に第一庁舎が完成した。 その20年後には庁舎が手狭になったことから第二庁舎が建設された。第二庁舎の場所は、以前は官舎が建ち並んでおり、北側に裏門があったことから現在でもこの通りを裏門通りと呼んでいる。県庁周辺には埼玉県衛生会館、埼玉県自治会館(閉鎖し駐車場になった)、埼玉県農林会館、職員会館、埼玉県危機管理防災センターなどがある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「埼玉県庁舎」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|