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堀内 敬子(ほりうち けいこ、1971年5月27日 - )は、日本の女優。東京都府中市出身。所属事務所はキューブ。 == 略歴 == 7歳からクラシックバレエを習う。運動神経が良く、中学時代はバスケットボールでゲームキャプテンとして活躍し、全国大会にも出場した〔堀内敬子…美声と「気持ち」で細く長く 読売新聞 2015年9月7日夕刊〕。バスケット選手として高校へ推薦入学も可能であったが、小柄だったために断念し、母親の勧めで関東国際高校演劇科に進学した〔。1990年に卒業後、劇団四季附属研究所入所。1991年に『ミュージカル李香蘭』で初舞台(アンサンブル)を踏む。 在籍中は『キャッツ』、『美女と野獣』、『ウエストサイド物語』、『夢から醒めた夢』、『エビータ』、など数々のミュージカル作品でヒロインをつとめた。入団間もなく大抜擢された『アスペクツ・オブ・ラブ』のジェニー役が初めてのメインキャストであり、四季在籍中の最後の舞台も同じジェニー役であった。また、1995年5月8日に、ディズニーの責任者も加わり『美女と野獣』公演のためのオーディションが行われ、堀内敬子は10歳年上の四季看板女優野村玲子と共に初代ベルとなった〔毎日新聞 1995年8月1日夕刊〕。『美女と野獣』は1995年11月24日よりロングラン公演が開始され、堀内は1997年までベルを演じた。1999年4月15日、ニューヨーク・ブロードウェイで世界各国の『美女と野獣』のヒロインが集まって開催された「美女と野獣 5周年記念特別公演」では、日本から堀内が出演し、"ホーム"とフィナーレの"美女と野獣"のシーンに登場した〔朝日新聞 1999年4月22日夕刊〕。1996年の『エビータ』でも堀内は、野村玲子とのWキャストでヒロインを務めた〔劇団四季「ラ・アルプ」 1997年1月号 VOL.141 〕。 1999年に劇団四季を退団後も、『レ・ミゼラブル』、『屋根の上のバイオリン弾き』、『12人の優しい日本人』、『コンフィダント・絆』、『ガールフレンズ』など数々の芝居やミュージカルの舞台に出演するほか、『THE 有頂天ホテル』などの映画や、『サラリーマンNEO』、 『CHANGE』などテレビにも出演する。また、松任谷由実苗場ライブにも参加している。 ただ、四季退団後必ずしも常に順風であったわけではなく、特に2003年 - 2004年頃はやや活動が少なく、堀内本人は「引っ込み思案で人見知りするタイプ」のためと言っており、マネージャーからも「押しが足りないから仕事がない」と言われていた〔「SUNTORY SATURDAY WAITING BAR AVANTI」 PodCast vol. 49 (2007年3月3日)『女優の堀内敬子さんが語る、三谷幸喜さんの舞台のエピソード』〕〔堀内敬子著『こけらおとし』〕。しかし、2004年9月に『I LOVE YOU 愛の果ては?』での演技を、たまたま観劇した三谷幸喜に高く評価されて、三谷の舞台『12人の優しい日本人』で最後までキャストが決定していなかった「キーパーソンのおばさん」役に、初対面ながらその場で出演依頼された〔〔三谷幸喜著『三谷幸喜のありふれた生活』〕。その後多くの三谷作品に参加しており、それと共に、舞台だけでなくテレビ・映画への出演も増えている。 その演技力の高さは、役の人格が憑依したかのように完全にその役に成りきってしまう「憑依型女優」と三谷に表現されている〔『コンフィダント・絆』DVD中の三谷幸喜インタビューより〕。演技力を示す逸話として、『THE 有頂天ホテル』ではハナ(松たか子)の後輩の若い客室係を演じたが、一方同時期の舞台『12人の優しい日本人』で上述のように「おばさん」を演じ、それが本当におばさんにしか見えず、年配の女優と勘違いされた〔〔。後に仕事で関わる松任谷正隆も『12人の優しい日本人』を観て「おばさんだと思っていた」と発言している〔。 2007年度に、第33回菊田一夫演劇賞(『コンフィダント・絆』のルイーズ、『恐れを知らぬ川上音二郎一座』の伊東カメの役の演技に対して)及び、第15回読売演劇大賞優秀女優賞(『コンフィダント・絆』の演技により)を受賞した。堀内は『コンフィダント・絆』で「キュートなコメディエンヌぶりを発揮」し、「才能を開花させた」と評価された〔第15回読売演劇大賞第1次選考会の批評(2008年1月16日読売新聞)〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「堀内敬子」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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