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堤 未果(つつみ みか、1971年 - )は、日本のジャーナリスト、著作家。父は放送ジャーナリストのばばこういち、母は詩人の堤江実、、夫は参議院議員の川田龍平。 == 来歴 == 東京都生まれ。学校法人和光学園を卒業後、アメリカ合衆国に留学、ニューヨーク州立大学国際関係論学科卒業、ニューヨーク市立大学大学院国際関係論学科修士課程修了。国際連合婦人開発基金、アムネスティ・インターナショナルニューヨーク支局員を経て、米国野村證券に勤務、2001年のアメリカ同時多発テロ事件の時は隣のビルの20階にあるオフィスに勤務していた〔 堤未果「9.11後のアメリカを弱者の立場から伝える」 (『ふぇみん』2007年2月15日号「ごめんください」抜粋)〕。事件を目撃したことで、自らの目で米国という国を見ようと志し、ジャーナリストとなる〔「ルポ貧困大国アメリカ」著者 堤未果さん(asahi.com マイタウン大阪、2008年6月4日: 「01年9月11日、同時多発テロに遭遇して自分の目でアメリカという国を見ようとジャーナリストになりました」)〕。 2006年『報道が教えてくれない アメリカ弱者革命』を上梓、日本ジャーナリスト会議黒田清新人賞を受賞〔同書は韓国でも出版され話題になる。「日本ジャーナリスト会議 黒田清・JCJ新人賞」贈賞式スピーチ (日本ジャーナリスト会議 (JCJ) 賞2006年10月6日付け。堤未果のスピーチは8番目)〕、以後、米国-東京間を行き来して執筆、講演活動を行う。2008年、薬害HIV訴訟の元原告で参議院議員の川田龍平と結婚〔「プロポーズは川田議員から ジャーナリストの堤さんとの結婚を発表 」(JANJAN。執筆: 黒井孝明。2008年3月5日)〕〔「川田龍平氏の結婚は日本全体を明るくする朗報 (JANJAN。執筆: 佐藤弘弥。2008年3月7日)」〕、同年『ルポ 貧困大国アメリカ』(岩波新書)が50万部を超えるベストセラーになった。米国が作った「経済的徴兵制」という仕組みと、戦争の民営化について指摘し、多くのメディアで絶賛された〔「編集部お薦めの5冊!ベストセラー新書 」(日経メディカル オンライン。2008年8月6日)〕。同書は第56回日本エッセイスト・クラブ賞と、中央公論新社が主催し出版各社の新書編集長と主要書店の店員が選ぶ「新書大賞2009」の二つを受賞し〔「新書大賞」贈賞式 堤未果さん「活字は日本人の武器」(MSN産経ニュース、2009.3.31 08:04)〕、韓国・台湾・中国でもそれぞれ翻訳出版、コミック版も刊行された。 その後政治と企業の癒着をテーマにオバマ後のアメリカを追った「ルポ・貧困大国アメリカII」(2010年岩波新書より刊行)もベストセラーに。 2013年「ルポ・貧困大国アメリカ」が「岩波書店100周年~私の選ぶ岩波本ランキングトップ10」入り。 「貧困大国アメリカ」シリーズは全て中国、韓国でも翻訳出版されている。 また、中高生向けに書いたメディアリテラシー本「社会の真実の見つけ方」(岩波ジュニア新書)も韓国で翻訳出版。 2010年10月からはJ-WAVEラジオ「Jam the World」(水)のパーソナリティ。 2011年に刊行した「政府は必ず嘘をつく」(角川SSC新書)が「2012年早稲田大学理事長賞」を受賞。 講談社の雑誌『クーリエ・ジャポン』2010年3月号のメイン特集「オバマ大統領就任から1年 『貧困大国』の真実」で責任編集を務め、自著の2作『貧困大国アメリカI』『貧困大国アメリカII』に引き続き、オバマ後の教育、医療、刑務所ビジネスなど、日本のマスコミが伝えない米国の現状を多面的な角度から紹介している〔次号予告です 「クーリエ・ジャポンの現場から」2010年1月29日〕〔クーリエジャポン、JFN, クロワッサン、NHKBS、王様のブランチ 他 「堤未果のブログ」2010年2月15日〕。 2013年、世界を飲みこむ米国発の政治と企業の癒着主義「コーポラティズム」をテーマに書いた「㈱貧困大国アメリカ」(岩波新書)がベストセラーに。同書は中央公論社の「新書大賞2014」の3位に選ばれた。 報道されない米国の実体経済や、核をめぐる世界の状況、メディアリテラシーなど、多岐にわたるテーマで執筆・講演・テレビ、ラジオパーソナリティなど幅広く活動している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「堤未果」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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