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報復兵器 : ミニ英和和英辞書
報復兵器[ほうふくへいき]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ほう]
  1. (n,n-suf) information 2. punishment 3. retribution 
報復 : [ほうふく]
  1. (n,vs) retribution 
: [へい]
 【名詞】 1. (1) (common) soldier 2. rank and file 3. (2) army 4. troops 5. (3) warfare 6. strategy
兵器 : [へいき]
 【名詞】 1. arms 2. weapons 3. ordinance 
: [うつわ]
 【名詞】 1. (1) bowl 2. vessel 3. container 4. (2) ability 5. capacity 6. calibre 7. caliber 

報復兵器 : ウィキペディア日本語版
報復兵器[ほうふくへいき]
報復兵器(ほうふくへいき、独:Vergeltungswaffe)は、第二次世界大戦におけるドイツ軍ミサイル/ロケット兵器で、V1飛行爆弾V2ロケットの総称である。ナチス・ドイツの宣伝大臣ヨーゼフ・ゲッベルスが対英報復のための兵器として命名した。
またV3号として射程距離130kmの長距離ロケット砲「V3 15センチ高圧ポンプ砲(ホッホドルックプンペ、別名タウゼントフスラー(ムカデ)砲)」が3門完成していたが、実戦投入される前に爆撃破壊された。
== V1飛行爆弾 ==

報復兵器第1号(Vergeltungswaffe 1)の略称で、正式名称はフィーゼラー Fi 103。
パルスジェットエンジンを搭載したミサイル兵器である。V1飛行爆弾はV2ロケットのおよそ1/10の費用で開発、生産された。V2とは異なり、入手の比較的容易な燃料のみが必要で徐々に蒸発する極低温の液体酸素のような酸化剤は不要でそれでいて弾頭の重量は850kgあり、V2と比較して破壊力は遜色なかった。その結果24200機のV1が発射されたのに対してV2は3500機の発射でV1は平均すると110機/日の発射に対してV2は16機/日の発射に留まった。実質的に与えた損害においてはV2よりもV1の方が多かった事が戦後の調査で判明している。V1の弾頭はV2の弾頭のように大気圏再突入による加熱がないため、暴発せず、V2の弾頭は垂直に近い角度で高速で建物や地面に陥入してから爆発するので爆風が緩和されたが、V1の弾頭は比較的浅い角度で低速で突入して建物の表面付近で爆発するので爆風の及ぼす範囲が広かった〔。さらにV2は前触れなく突然落下するのに対してV1の発する特有の音は恐怖をもたらす真理的な効果があった〔。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「報復兵器」の詳細全文を読む




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