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塚原 史(つかはら ふみ、1949年 - )は、日本のダダイスム・シュルレアリスム研究者。男性。ジャン・ボードリヤールらフランス現代思想の翻訳でも著名である。 == 経歴 == 東京都出身。早稲田大学政治経済学部政治学科卒、京都大学大学院文学研究科(フランス語フランス文学専攻)修士課程修了、パリ第3大学博士課程中退。現在、早稲田大学法学学術院教授、早稲田大学會津八一記念博物館館長。トリスタン・ツァラ文化文学協会(ルーマニア)名誉会員。 専攻は、表象文化論、現代思想。アヴァンギャルド芸術の思想史的研究を通じて、ダダや未来派の「切断」と「反逆」の発想を、ポストモダン以後の現代思想やアーティスト荒川修作や松澤宥らの思考実験の展開などと関連づけて探求している。 パリ留学中に今村仁司の勧めでボードリヤール『消費社会の神話と構造』を翻訳。その後ボードリヤールと交流し、1995年にボードリヤール×吉本隆明公開討論「世紀末を語る―消費社会の行方」、2003年にはボードリヤール早大講演「グローバリズムと暴力」を企画実現。また1990年代からは荒川修作(1936-2010)と親交を深め、2008年には東京国立近代美術館で荒川と対談した。 国際的な活動としては、2005年にパリ・ポンピドーセンターのダダ回顧展を機に出版された国際論集DADA CIRCUIT TOTAL (L’AGE D’HOMME) に執筆、ルーマニアのツァラ協会機関誌CAHIERS TRISTAN TZARA / CAIETELE TRISTAN TZARAに寄稿している。2000年代に入ってアヴァンギャルド研究三部作に取り組み、『反逆する美学』(2008)、『切断する美学』(2013)まで刊行。 2008年の著書『反逆する美学』は、桑野隆から「芸術・美学の『反逆』可能性に微かなりとも望みを抱いている者にとって必読の書」(表象文化論学会ニューズレター「REPRE vol.07 」)と評された。また、岡本太郎「太陽の塔」を1930年代フランス思想と結びつけた大胆な解釈の提案でも知られる。2012年秋から早稲田大学會津八一記念博物館館長を兼任。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「塚原史」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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