翻訳と辞書
Words near each other
・ 塩化コバルト
・ 塩化コバルト(II)
・ 塩化コバルト(III)
・ 塩化コバルト紙
・ 塩化サクシニルコリン
・ 塩化サマリウム(III)
・ 塩化シアヌル
・ 塩化シアン
・ 塩化ジデシルジメチルアンモニウム
・ 塩化ジルコニウム(III)
塩化ジルコニウム(IV)
・ 塩化スキサメトニウム
・ 塩化スキサメトニウム注射液
・ 塩化スズ
・ 塩化スズ(II)
・ 塩化スズ(II)試液
・ 塩化スズ(IV)
・ 塩化ストロンチウム
・ 塩化スルフリル
・ 塩化スルホニル


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

塩化ジルコニウム(IV) : ミニ英和和英辞書
塩化ジルコニウム(IV)[えんかじるこにうむ]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

塩化 : [えんか]
 【名詞】 1. chloride 
: [か]
 (suf) action of making something

塩化ジルコニウム(IV) : ウィキペディア日本語版
塩化ジルコニウム(IV)[えんかじるこにうむ]

塩化ジルコニウム(IV)(えんかジルコニウム、Zirconium(IV) chlorideまたはZirconium tetrachloride)は化学式ZrCl4であらわされる無機化合物である。昇華性の白色固体であり、湿った空気中では速やかに吸湿して加水分解する。他のジルコニウム化合物の重要な前駆体である。
==構造==
ジルコニウムと同族であるチタンの塩化物の塩化チタン(IV)とは異なり、固体の塩化ジルコニウム(IV)は各々のジルコニウムが八面体配位構造となるような重合構造を取る。この違いによって、塩化チタン(IV)が沸点136.4 ℃の液体であるのに対し塩化ジルコニウム(IV)は昇華性の固体であるような特性の差異が生じる。固体状態では塩化ジルコニウム(IV)は塩化ハフニウム(IV)と同様の線形重合構造をとる。この重合体はルイス塩基による処理によってCl-Zn-Cl結合が解離してすぐに開裂する〔N. N. Greenwood & A. Earnshaw, ''Chemistry of the Elements'' (2nd ed.), Butterworth-Heinemann, Oxford, 1997.〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「塩化ジルコニウム(IV)」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.