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sulfuryl chloride =========================== ・ 塩化 : [えんか] 【名詞】 1. chloride ・ 化 : [か] (suf) action of making something
塩化スルフリル(えんかスルフリル、sulfuryl chloride)は化学式 SO2Cl2 で表される化合物である。室温では辛味のある悪臭を持つ無色の液体である。水により速やかに加水分解するため天然には存在しない。 同じく硫黄のオキシ塩化物である塩化チオニル(塩化スルフィニル、SOCl2)と混同されることがあるが、これら2つの性質は異なる。塩化チオニルは塩化物イオン (Cl−) の発生源であるが、塩化スルフリルは塩素 (Cl2) の発生源である。 == 性質 == 水と激しく反応し、塩化水素が発生する。 :2 H2O + SO2Cl2 → 2 HCl + 2 H2SO4 沸点より約 40 高い 100 以上に加熱すると分解する。放置すると二酸化硫黄と塩素に分解するため、塩化スルフリルは黄色みを帯びるようになる。 塩化スルフリルの硫黄原子は正四面体構造を持ち、その酸化状態は硫酸中の硫黄原子と同じく +6 である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「塩化スルフリル」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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