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塩化ロジウム(III)(えんかロジウム、Rhodium chloride)は、代表的なロジウムの塩化物であり、通常三水和物を単に塩化ロジウムと呼ぶことが多い。三水和物は各種ロジウム(III)錯体の合成出発物質として用いられる。 無水塩化ロジウム RhCl3 は塩化アルミニウム型の無限構造を持つ異なる化合物である。 == 製法 == ;無水物 粉末ロジウムを塩素ガス中で400℃で加熱反応させる。 : 2 Rh + 3 Cl2 → 2 RhCl3 塩化ロジウム三水和物を塩化水素中で360℃で加熱分解すると水に不溶性の無水物が得られる。一方塩化水素中の180℃の加熱では水溶性の無水物が得られる〔日本化学会編 『新実験化学講座 無機化合物の合成II』 丸善、1977年〕。 : → RhCl3 + 3 H2O ;三水和物 粉末ロジウムと塩化カリウムの混合物を550〜575℃で塩素ガスと反応させてヘキサクロロロジウム酸(III)カリウムを得る。この水溶液に水酸化カリウム水溶液を加え水酸化ロジウム(III)を沈殿させる。水酸化ロジウム(III)を濃塩酸に溶解し、濃縮すると三水和物が析出する。 : 2 Rh + 3 Cl2 + 6 KCl → 2 K3 : 3− + 3 OH− → Rh(OH)3 + 6 Cl− : Rh(OH)3 + 3 HCl → 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「塩化ロジウム(III)」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Rhodium(III) chloride 」があります。 スポンサード リンク
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