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塩生植物(えんせいしょくぶつ)とは、高塩濃度に耐える種子植物をいう。海岸や塩湖の周辺に出現し、独特の群落を形成する。また、地下水の塩濃度が高い半乾燥地域に生育する野生植物などもこれに属する。 ==概説== 海および海水の影響のある地域では、藻類である海藻は普通に見られるが、種子植物に属するものはごく少ない。これにシダ植物、コケ植物をまとめて陸上植物といい、すべて淡水から陸上で進化したものと考えられている。そのためか、このような類は塩分への耐性が弱く、例えば台風で海水の飛沫が吹き込むと広く植物が枯れる現象(塩害)が見られる。そのため、海岸に出現するものすら限られたものとなるが、より海水に浸るような区域に生育する種も少ないながらある。そのような植物を塩生植物という。 耐塩性の強い植物には「通常の土壌で最も良く生育するが、塩類濃度の高い環境でも生育できる」レベルのものから「通常の土壌よりも、塩類がやや多い環境の方が生育に適する」レベルのものまでが存在し、どの程度の濃度の塩にまで耐えられるかにも大きなばらつきがあるが、どのレベルの植物を塩生植物と称するかという定義ははっきりと定まっておらず、研究者が個々に定義して議論している状況である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「塩生植物」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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