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塩野義製薬株式会社(しおのぎせいやく、)は、大阪市中央区道修町に本社を置く、日本の製薬会社であり、医療用医薬品を主とする製造販売メーカーである。公式の社名略称として「シオノギ製薬」あるいは「シオノギ」も用いられている〔『シオノギ百年』塩野義製薬株式会社、非売品(1978年3月17日)〕〔社名のカナ書きは、3代社長・塩野孝太郎就任(1953年)以来慣用化されている〕。 社名の由来は、創業者の塩野義三郎の名に因むもの〔塩野義のように、姓+名前一文字の形は、伊藤忠兵衛が興した伊藤忠商事や、伊藤 喜十郎が興した伊藤喜商店(現・イトーキ)などの企業のように、江戸時代から大正時代までに創業された、個人商店より始まった企業の中に多い社名である。〕。ロゴマークは、天秤で薬量を正確に計量するために用いられた分銅に由来している〔シオノギでは、社章の分銅マークの由来を説明した上で、「分銅は、「正確」「正直」「信頼」の象徴です」と記載している。「What is SHIONOGI」 SHIONOGI & CO.,LTD.(2011年3月からシリーズで発行)〕。コーポレートメッセージは皆様の健康と幸福に貢献するである。 == 概要 == === 初代・塩野義三郎により創業 === 創業者の塩野義三郎が、1878年(明治11年)3月17日に、大阪・道修町にて薬種問屋「塩野義三郎商店」を開く。なおこの店の商号は、正確には個人名のみの「塩野義三郎」であった。ただし、義三郎個人と店に関する事柄を区別するため、「シオノギ百年」(脚注参照)などに見られるように、通常はこれを「塩野義三郎商店」としている〔1910年(明治43年)からの広告で、店名を「薬種貿易商 塩野義三郎商店」と表示するようになっている〕。塩野家と道修町との関係は、義三郎の祖父・初代吉兵衛〔旧・摂津国西成郡海老江村(現在の大阪市福島区海老江)の大百姓、松中家の三男〕が、1789年(寛政元年)、道修町の薬種商「塩野屋藤兵衛」家に12歳で奉公に出た時に始まる。初代吉兵衛は、1808年(文化5年)、塩野屋藤兵衛の別家として、言わば「のれん分け」というカタチで、塩野屋吉兵衛を名乗ることとなる。"塩野"姓を名乗るのは、続く二代目吉兵衛の時である(1872年(明治5年))。なお、塩野屋という屋号自体は、道修町に残る最も古い文書(1658年(明暦4年))にも記載されており、道修町でも古いのれんを誇っていた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「塩野義製薬」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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