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増山城 : ミニ英和和英辞書
増山城[ますやまじょう]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ぞう]
 (n) increase
: [やま]
 【名詞】 1. (1) mountain 2. (2) pile 3. heap 4. (3) climax 5. critical point 
山城 : [やまじろ]
 (n) mountain castle
: [しろ]
 【名詞】 1. castle 

増山城 : ウィキペディア日本語版
増山城[ますやまじょう]

増山城(ますやまじょう)は、富山県砺波市越中国砺波郡射水郡婦負郡の三郡境付近)にあった日本の城山城)。旧名、和田城。国の史跡
== 概要 ==
和田川右岸の山上に築かれた山城であり、松倉城(魚津市)、守山城(高岡市)と並び越中三大山城と称された。
南北朝時代貞治2年(1363年)、『二宮円阿軍忠状』に「和田城」として史料に見えており、はじめ桃井直常方の勢力が守備していたが、後に幕府軍により攻略されたとみられる。
戦国時代には神保氏の重要拠点として知られ、永禄3年(1560年)に神保長職上杉謙信により富山城を攻略された後、増山城に立て籠もった。この時の謙信書状に''「増山之事、元来嶮難之地、人衆以相当、如何ニも手堅相抱候間」''とあるように、要害堅固な城であった。
永禄5年(1565年)に長職が上杉氏に降伏した後は、増山城が神保氏の本拠地となるが、神保家の反上杉派が一向一揆と結んで抵抗したため、天正4年(1576年)、上杉謙信により攻略された。その後、天正9年(1581年)に織田軍の攻撃により落城し、佐々成政が重臣・佐々平左衛門佐々源六(勝之)、直属の馬廻り衆を入れて守っていた。
前田氏治下には中川光重山崎長鏡が城代を務めたが、元和一国一城令により廃城となったとみられる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「増山城」の詳細全文を読む




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