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増田冨寿(ますだ とみじゅ、1915年3月1日-1989年8月5日)は近代ロシア経済史の研究者。早稲田大学名誉教授。 ==生涯== 増田冨寿は、1915年(大正4年)に東京市下谷区(現台東区)に生まれ、早稲田大学文学部史学科に入学した。一年生の時に煙山専太郎の講義、二年生の時には浮田和民の「フランス革命史」の講義を聴き、両者から影響を受けた〔増田冨寿『ロシア史研究五十年』早稲田大学出版部、1991年、5-6頁。〕。「フランス大革命」のロシアへの影響を扱った卒業論文を提出し、主査を煙山、副査を浮田が務めた〔増田・同書、10頁。〕。さらに研究を進めたいと考えた増田は、政治経済学部に学士入学した。学士入学した増田は、講義よりも図書館で時間を過ごすことが多かったという。この頃に増田は、煙山専太郎の研究室において個人的に指導を受けたと記している〔増田・同書、同頁。〕。この間にまとめた論文「ロシア農奴解放の一考察」を久保田明光に提出している。この論文がのちに『ロシア農村社会の近代化過程』につながっていくのである〔増田・同書、11頁。〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「増田冨寿」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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