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壱志姫王(いちしひめのおおきみ、生没年不詳)は、飛鳥時代の皇族。 壱志姫王の名は『日本書紀』『続日本紀』などの基本史料に確認出来ず、遥か時代を下った『本朝皇胤紹運録』に大友皇子の女として見えるだけである。同書に付された「従四下、母大織冠(鎌足)女耳面刀自」の注記から、母は藤原耳面刀自であることも分かり(耳面刀自なる人物も他に見えないが、『懐風藻』大友皇子伝によれば、鎌足が娘を大友皇子に捧げたことがあるという)、「従四下」の官位が信用出来れば、大宝2年(702年)の大宝令施行以後も生存していたと推される。 当時の皇族の名は資養者の関係から命名され、乳母のウジが採られることが多いが、壱志姫王の場合も伊勢国一志郡に興る壱師君(後に宿禰)が扶養者であったと推測される。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「壱志姫王」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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