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『壺坂霊験記』(つぼさかれいげんき)は、明治時代に作られた浄瑠璃の演目。盲人とその妻の夫婦愛を描いた世話物、一段。歌舞伎や講談、浪曲の演目にもなり、人気を集めた。『壺坂観音霊験記』『壺坂』とも言う(「阪」を使う場合も)。 == 概要 == 1875年ごろに書かれた原作者未詳の浄瑠璃『観音霊場記』に2世豊沢団平・加古千賀夫妻が加筆・作曲し、1879年に大阪大江橋席にて初演された〔kotobank〕(大江橋席初演は1883年とする説も〔(正文館書店, 1943) 〕)。主人公は座頭の三味線弾きである沢市とその妻・お里。お互いを思いやるがゆえに生じた悲劇を、壺阪寺の本尊である十一面観音が救済する話である。「三つ違いの兄さんを~」の下りが巷で流行るほど人気を博し、歌舞伎、講談でも演じられ、1921年には東家三笑が歌ったのを皮切りに浪曲にも取り入れられ、浪花亭綾太郎による「妻は夫をいたわりつ、夫は妻に慕いつつ~」の名調子で一躍有名になった〔 北川純子、大阪教育大学紀要、2012年9月〕。 壺坂霊験記としては、親孝行の姫が大蛇とともに昇天する「さよ姫伝説」も壺阪寺に伝承されている〔壺阪寺公式サイト〕〔 世話物の世界 - 壺坂観音霊験記より 曳山博物館ニュース、平成25年11月11日〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「壺坂霊験記」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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