|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 夏 ： [なつ] 1. (n-adv,n-t) summer
夏 恭（か きょう）は中華民国の政治家。親日地方政権である晋北自治政府の最高委員。後に蒙古聯合自治政府で副主席に就任した。 == 事績 == === 蒙古自治に関する活動 === 1897年（光緒23年）に挙人となる。その後、中学堂教員や知県を歴任した〔東亜問題調査会編（1941）、32頁。〕。 1937年（民国26年）9月、日本軍が山西省大同県を占領する。在野にあった夏恭は日本軍により招聘され、大同で晋北治安維持会を組織した〔徐主編（2007）、1132頁。〕。10月15日、親日地方政権として晋北自治政府が組織され、夏と馬永魁が最高委員に任命された〔「晋北十三県民結束 自治政府成立す 反閻運動の烽火揚ぐ」『東京朝日新聞』昭和12年（1937年）10月16日、2面。〕。11月22日、張家口において、蒙古聯盟自治政府（主席：デムチュクドンロブ（徳王））〔この会議には、徳王の代理としてチョトパジャップ（卓王）が出席した。「蒙疆聯合委員会 調印を了す きのう厳粛に挙行」『東京朝日新聞』昭和12年（1937年）11月23日、2面。〕、察南自治政府（最高委員兼会議代表：于品卿）、晋北自治政府（最高委員兼会議代表：夏恭）の代表者会議が開催された〔『東京朝日新聞』昭和12年（1937年）11月23日、2面。〕。その結果、蒙彊聯合委員会が成立し、夏は総務委員兼交通専門委員会委員となる〔〔。 1938年（民国27年）10月23日から11月7日にかけて、夏恭は徳王・于品卿と共に日本を訪問し、昭和天皇に拝謁、靖国神社を参拝した〔「蒙疆代表 感謝の入京」『読売新聞』昭和13年（1938年）10月21日夕刊、1面。〕。1939年（民国28年）9月、上記3政府が合流して、蒙古聯合自治政府が成立、夏は同政府の副主席に任命された〔「蒙古聯合自治政府 きょう晴れの誕生 三政権を打って一丸」『東京朝日新聞』昭和14年（1939年）年9月1日、2面。〕。翌1940年（民国29年）1月10日に副主席を辞職、大同炭鉱株式会社理事長となっている〔「大同炭鉱創立総会」『東京朝日新聞』昭和15年（1940年）1月11日、4面。夏の辞任から約1年5か月を経過した1941年（民国30年）6月1日、ようやく後任の副主席として李守信が就任した（「蒙古政府 機構改革」『朝日新聞』昭和16年（1941年）5月31日、2面）。〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア（Wikipedia）』 ■ウィキペディアで「夏恭」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|