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夏 粛初(か しゅくしょ)は中華民国の政治家。別号は旭初。中華民国臨時政府、南京国民政府(汪兆銘政権)の要人。 == 事績 == 日本に留学し、京都府立第一中学、第一高等学校を卒業した。その後、ドイツにも留学し、ベルリン大学で学んでいる。帰国後は黄郛配下となり、行政院駐北平政務委員会で科長をつとめる。1935年(民国24年)12月に冀察政務委員会が成立すると、ここでも科長となった。〔東亜問題調査会編(1941)、33頁。〕 1937年(民国26年)12月に中華民国臨時政府が成立すると、夏粛初はこれに参加し、振済部局長に任ぜられる。〔東亜問題調査会編(1941)、33頁による。しかし劉ほか編(1995)、1022頁によると、振済部局長4人の中に夏の名は見当たらない。〕翌年9月、内政部(総長:王揖唐)が設立されると、夏は総務局長として王を支えた。1940年(民国29年)3月、汪兆銘(汪精衛)が南京国民政府を樹立すると、夏粛初は考試院銓叙部常務次長に任ぜられる。5月、考試院秘書長に異動した。〔翌年7月、華北政務委員会秘書庁庁長に転じる。1942年(民国31年)3月、同委員会政務庁庁長となった。翌年2月、罷免された。〔劉ほか編(1995)、1057-1058頁。〕以後、夏粛初の消息は不明である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「夏粛初」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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