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内回り・外回り(うちまわり・そとまわり)は、環状線上の方向を案内するための名称である。 == 概念 == 都心部を周回する道路や鉄道などでは、東行き・西行き、あるいは南行き・北行きといった呼び方を全区間でしてしまうと、途中で呼び方を入れ替えなければならなくなってしまう(たとえば東半周で北行きだった車線は西半周では南行きに反転する)。これを避けるために内回り・外回りと呼んで円周上の方向を区別することがある。道路に限らず、循環経路で、両方向に電車が走るような鉄道路線の一部でも行き先の案内に内回り・外回りを使うことがある。 左側通行の国では(途中で車線が反転することがない限り)時計回りの車が常に外側の車線を利用する。逆に反時計回りの車は常に内側の車線を利用する。この同心円の内側・外側の考えを地図上に当てはめたものが内回り・外回りの案内の元になっている。 厳密には環状になっていない路線でも内回り・外回りと案内されることがあり、2009年にはノースカロライナ州の州間高速道路277号線で米国の非環状道路としては初めて内回り・外回りの案内が採用された。 英語では、inner direction/outer directionの他に、inner loop/outer loop、inner beltline/outer beltline、inner ring/outer ring、inner rail/outer rail、inner circle/outer circle等様々な名称で案内される。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「内回り・外回り」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Inner/outer directions 」があります。 スポンサード リンク
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