|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 外 : [そと, ほか, げ, がい] 【名詞】 1. other place 2. the rest ・ 断 : [だん] 【名詞】 1. failure ・ 断熱 : [だんねつ] insulation, adiabatic ・ 熱 : [ねつ] 1. (n,n-suf) fever 2. temperature ・ 工 : [たくみ] 1. (n,adj-na) (1) workman 2. artisan 3. mechanic 4. carpenter 5. (2) craft 6. skill 7. (3) means 8. idea ・ 工法 : [こうほう] 【名詞】 1. method of construction ・ 法 : [ほう] 1. (n,n-suf) Act (law: the X Act)
外断熱(そとだんねつ、)は、建物の断熱層の位置もしくはその工法を指す。主にコンクリート構造物など熱容量の大きい建物の外側に、断熱層を設け、建物を外気から断熱して、建物の蓄熱(または冷却した状態)を逃がさないようにする方式。逆に、外周の鉄筋コンクリート躯体の内側で断熱する工法は、内断熱という。 外断熱工法(そとだんねつこうほう)とは、躯体の外側に断熱材を配置する断熱工法である。なお、外断熱工法という場合、マンション等のRC(鉄筋コンクリート)構造の外断熱工法と木造を中心とする戸建て住宅の外張り断熱工法の両方を含めることもあるが、この2つは本来別物であり、ここで外断熱工法と呼ぶものはRC構造やメーソンリー構造など熱容量の大きい建物に限定する。 木造住宅では同様の工法を「外張り断熱工法」と法律用語で定義している。コンクリート構造物に比べて熱容量が大きくないので、断熱についてそれほど恩恵を受けることはない。 == 概要 == コンクリートは熱を伝えるため、断熱材は屋外と室内の間だけでなく、構造躯体と一体の外気に面している部分も断熱しなければならない(内断熱では、外周の躯体と連続している部屋と部屋の間の躯体も、建物の外側から内側へ一定の長さまで断熱しなければならない)。日本の鉄筋コンクリートの中層集合住宅では、ベランダの需要が多く、共用廊下側も開放型であり、外断熱に適さない。 屋外と室内の温度勾配は断熱材部分が大きく、躯体の温度は、内断熱では外気温に近く、外断熱では室温に近くなる。そのため外断熱の方が施工が悪くても室内側に結露が発生しにくい(内断熱では、独立気泡の断熱材が適し、不燃性の無機繊維断熱材は通気性があるため室内側からの防湿が不可欠であり、不十分だと冬に壁内結露が生じ易く、その結果断熱が悪くなり、室内にも結露が生じる)。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「外断熱」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 External wall insulation 」があります。 スポンサード リンク
|