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外省人(がいしょうじん)においては、1945年8月15日以降、すなわち台湾光復以降、中国大陸各地から、台湾に移り目下定住している人々について説明する。 == 概説 == 「外省人」・「本省人」という用語は台湾に限る用語ではない〔載(1988年)5ページ〕。まず「本省人」の本来的概念は、中国の当該省(どの省でもいい)に自分もしくは父祖の本貫(本籍地)があって、現にそこに住んでいる、自分と仲間たちを自称する場合に多く使われる〔。従って、当該省に本貫を持たない他省からの来省者は、「外省人」となる〔。このように「本省人」・「外省人」の用語は一般的な用語であるが、台湾においては、エスニシティ(族群)としての両者の違いが強く意識される。 1945年8月のポツダム宣言受諾による日本の降伏により、台湾は連合国の一員であった中華民国の一つの省である「台湾省」に編入され、10月25日には、中国戦区最高司令官蒋介石の代理である陳儀が、最後の台湾総督安藤利吉から降伏を受けた〔若林(2001年)62ページ〕。さらに翌1946年1月の国府行政院訓令により、当時の台湾の住民は、「1945年10月25日より中華民国の国籍を回復した」ものとされた〔若林(2001年)63ページ〕。この訓令で中華民国国籍を回復した男性とその子孫が本省人となり、この訓令によらず中華民国国籍を所有しており、その後台湾に居住するようになった男性とその子孫を「外省人」と呼ぶようになった〔〔載(1988年)14ページ〕。 ちなみに、台湾の言語学者による母語を族群の指標として推計したところ、先住民族が1.7パーセント、福佬人が73.3パーセント、客家人が12パーセント、外省人が13パーセントである(黄宣範『言語社会與族群意識』1995年)〔若林(2005年)20ページ〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「外省人」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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