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『外道忍法帖』(げどうにんぽうちょう)は、山田風太郎による日本の小説。山田風太郎の忍法帖ものの長編作品のひとつ。 == あらすじ == 時は江戸時代、天草島原の乱の数年後。キリシタンの摘発と迫害が過酷を極めた時代…元宣教師であり、今ではキリシタンを取り締まる身となった「背教者」フェレイラは、ある目的を秘めてキリシタンの女の取り調べにあたっていた。その目的とは、かつて天正遣欧少年使節がローマ教皇に謁見した折、日本にキリスト教を広めるためとして授かった財宝を探し出すこと。その価値は百万エクーに及ぶという。 それをかつて棄教を強いられた折、ともに拷問を受けた使節のひとり、ジュリアン中浦から聞いていたフェレイラは、その真偽をはかるべく、幾多の女性信者、それも処女を吟味していたのだが、ひとりの女信者の取り調べによって本当であったことを悟る。ジュリアンによれば、財宝の隠し場所は15人の処女信者が胎内に持つ金の鈴に秘められているということ、その鈴を持つ者を、フェレイラが預けられた青銅の十字架が明らかにするということ…フェレイラはその「十五童女」の1人を見つけ出したのだ。 報告を受けた幕府老中、松平伊豆守は財宝を入手し、キリシタンの手に入ることを防ぐため、配下の伊賀者のうち「天草衆」15人を童女達が潜む長崎の地へと派遣する。天草扇千代を頭領とする彼らは、父祖の地に一族再興をかけて「十五童女」を追う。 また、配下から情報を聞いた、当代一の軍学者といわれる由井正雪も幕府転覆計画の軍資金として財宝の奪取を狙う。彼が派遣したのは配下の手練れ甲賀忍者やはり15人。 かくて異国情緒あふれる長崎を舞台に、伊賀忍者、甲賀忍者、そして大友の忍法を使うキリシタン「十五童女」達の血みどろの戦いが始まった… 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「外道忍法帖」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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