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侍戦隊シンケンジャーの登場人物(さむらいせんたいシンケンジャーのとうじょうじんぶつ)では、特撮テレビドラマシリーズ『侍戦隊シンケンジャー』に登場する架空の人物、およびキャラクターについて記述する。 == 志葉家の関係者 == === 侍戦隊シンケンジャー === 書かれた文字が司る力を具現化させる「モヂカラ」という術を代々受け継ぎ、300年の昔から外道衆と戦ってきた侍たちの末裔。 筆頭の志葉家が赤(火)、その家臣である池波・白石・谷・花織の4家が順に青(水)・桃(天)・緑(木)・黄(土)と各家ごとに受け継ぐ「色」と「モヂカラ」が決まっており、それぞれの家から1人ずつ侍に選ばれた者によって構成されている。 その戦闘能力はメンバーひとりで陸軍三個師団以上に相当するとされ、さらに侍巨人を用いれば「街のひとつやふたつ数分で破壊できる」と言われる。 名乗りの際は、各々の変身後のコードネームと本名を1人目が「シンケン●●(色名。おもにレッド)、''××''(本名)」、2人目以降は「''同じく●●''(色名のみ)、''××''(本名)」と名乗る。 メンバーは日常生活の変身前から、変身後もコードネームではなく本名で呼び合っている。 口上は集合時は「天下御免の侍戦隊、シンケンジャー、参る!」、勝利後は「これにて一件落着」。シンケンゴールド加入後は、一件落着の前に「勝利の一本締め〔しかし、これは世間一般で言う「一本締め」ではなく「一丁締め」と呼ばれるもので、現実でも混同されている。〕」が挿入されるようになった(省略されることもある)〔『侍戦隊シンケンジャー 銀幕版 天下分け目の戦』では「勝利の三本締め」になっている。〕。 移動用の車両は存在しないが、長距離の出張などの場合は黒子のかつぐ駕籠やモヂカラで召喚した馬を利用する。 なお、志葉家=シンケンジャーの活動は日本政府公認であり、巨大兵器にあたる侍巨人の保有を認める、戦いの被害による損害賠償の責任を負わない等の権限を与えられている。また、事件が大規模になった際にはより綿密な連携が図られることもある。 メンバーの名前は、「志葉」や「池波」などの名が時代劇ファンを意識したものであることが示唆されている〔33作目は「一筆変身」 3世代で楽しめる「侍戦隊シンケンジャー」 より。〕。 ; : 演:松坂桃李 : 「火」のモヂカラを操る侍で、シンケンジャーのリーダー。一人称は「俺」。 : 志葉家十八代目当主として侍たちを率いるが、現代において「殿様」「家臣」などが時代錯誤な存在だということは認識しており、赤の他人を戦いに巻き込むことを嫌って彦馬が仲間を集めることに反対していた〔第一幕〕。ゆえに、流ノ介たちが集結した際に「戦いは家臣とか忠義で決めず覚悟で決めろ」と言い渡している〔。また、あまりにも「殿様」の意向を意識しすぎることはを気にかけ、諭したこともある。当初は侍たちの命を預かることへの強い責任感などから、時として厳しい言葉を吐いて家臣たちの反感を買うこともあったが、中盤以降はふとしたはずみで蔑ろにされたり〔ただし、物語当初にもその傾向はあり、第二幕にして後述の流ノ介の失態によりいきなり合体時に置いてけぼりを食らいボヤく一幕もある。後にシンケンダイゴヨウ初登場時にもやはり合体からあぶれ、同様のツッコみを入れている。〕共にトランプに興じるなど、他のメンバーとは幾分打ち解けていく。戦いに巻き込まないようにあまり他人と関わらずに生きてきたためか、戦いが終わって去っていく際にまで茉子から指摘される程の人見知りである。しかし、子供には声色を変えて優しく接する。 : 他の侍たちを呼び集められるまで独りで外道衆と戦ってきたこともあって戦士としての実力は抜きん出ており、その剣技は大胆かつ流麗。実戦の際には刀(シンケンマル)を肩に担いだ独特な構えを取る〔名乗りポーズも同様。〕。これは十臓曰く、長時間の戦闘にも耐えられるよう、疲労を最小限に抑えるために行っている。また、まれに二刀流も披露する。 : 実は、真の十八代目当主・薫が封印の文字を会得するまで外道衆の注意をひきつけておくための影武者であった〔第四十五幕〕。彼がモヂカラの才能に長けていたため影武者となっていたが、彼の家は侍の家系ですらなく、先代レッドと思われていた彼の父もまた、侍ではなかった。火のモヂカラも家系的に受け継いだものではなく自身の修行により後天的に身につけたものであったため、本来の志葉家のものとは挙動や効力が少し違っていた。。 : 影武者として周囲を欺いていた負い目からか、自分を軽視している節があり、意図的に侍たちとは距離を置くようにしていた。特に物語前半では、家臣たちが不安を抱かないよう努めるためもあって、彼らに自分の弱みを見せない。薫が表に出たために影武者としての役目が終わってしまい、殿でない自分には(剣以外に)何もないとの虚無感から十臓との外道の如き戦いにのめりこみ〔、危うく十臓と同じ外道への道を歩みかけてしまうも、流ノ介たちの言葉を受けて寸前のところで考えを改め、家臣たちとのたしかな絆を再認識する〔第四十七幕〕。 : その後、薫の封印の文字が薄皮太夫を取り込んだドウコクには通用しないことが判明したため、薫に呼び戻され、彼女の発案で薫の養子になって志葉家十九代目当主として改めてシンケンジャーを率いることとなり〔第四十八幕〕、ドウコクを倒すことに成功する〔。 : 幼少時は非常に怖がり・泣き虫で、現在でも絶叫マシーンやお化け屋敷(作り物の化け物〔外道衆と戦っているのにお化け屋敷が苦手なことを1度源太に突っ込まれたが、本人によると「作り物」が苦手とのこと。〕)が苦手で、お化け屋敷に入った途端に絶叫し、気絶してしまうほど。源太曰く腹が弱いとのこと。 : 殿として話をする時には常に胡坐で座っていたために、他のメンバーからは「丈瑠のイメージ=胡坐」という風に認識されているらしく『帰ってきた侍戦隊シンケンジャー』の皆の夢の中の丈瑠はどんな状況でも胡坐座りばかりで、本人は自分のイメージに納得がいかないようである。 :; 『仮面ライダーディケイド』 :: 突如彼の前に現れた鳴滝から「ディケイドは全ての世界を破壊する者」と伝えられ、士の事を疑っていたが、「お前が世界の破壊者だとは思ってない」という言葉で士に伝える。 :; 『天装戦隊ゴセイジャー』 :: 劇場作品『天装戦隊ゴセイジャーVSシンケンジャー エピックon銀幕』に登場。『銀幕BANG!!』時点よりも人格的に丸くなり人見知りも少々改善されたようである。 :; 『海賊戦隊ゴーカイジャー』 :: 『天装戦隊ゴセイジャーVSシンケンジャー エピックon銀幕』の裏エピソードにあたる第40話に登場。 ; : 演:相葉弘樹 : 「水」のモヂカラを受け継いだ侍。シンケンジャーのサブリーダー。一人称は「私」。 : 歌舞伎役者の家系出身。4人の家臣のうちで最も武士道・忠義心を教え込まれた侍〔茉子いわく「侍の純粋培養」。〕で、丈瑠を「殿」と呼ぶ。知識が豊富かつ実力も高いことから、丈瑠不在の時にはスーパーシンケンジャーへ変身したり、巨大戦の指揮をとることも多い。 : 戦闘スタイルも基本に忠実であり、稽古であれば丈瑠と同等以上の実力を発揮できるが、常に状況の変化する実戦においては一歩劣る。礼儀を重んじ、黒子たちにも敬意を払うことを忘れない。日常の生活も非常に規則正しく〔体内時計が非常に正確とのこと。〕、自ら決めたタイムスケジュールで毎日武術と体力錬成、歌舞伎の自主練習を行っている。そのため、仲間からもかなりの信頼を寄せられている。 : 生真面目で使命感が強いが、その一方で落ち込みやすかったり、ハイテンションにもなりやすいなど良くも悪くも感情の起伏が激しく、ムードメーカー的な一面もある。ノリのいい行動から機転が効くこともあり、サムライハオーへの初合体もハイテンションになった彼が「勢い」で発動させたことがもとである〔第三十五幕〕。テンクウシンケンオーへの合体や「サムライハオー」のネーミング、『侍戦隊シンケンジャーVSゴーオンジャー 銀幕BANG!!』での「サムライフォーメーション23」なども彼の発案であり、この点においては丈瑠も一目置いている。 : 時代錯誤な思考ゆえに天然ボケな一面もあり無闇に先走ってしまうことがある。特に巨大化戦においてはシンケンオーの合体方法手順を誤る〔ことは曰くおでん。〕〔第二幕〕、アヤカシにダイテンクウを合体させてしまう〔第二十幕〕など自身だけでなく仲間までもピンチに追いやってしまうこともある。 : 役者時代には歌舞伎界を盛り上げるべく同年輩の役者と組んでの公演も企画していたが、そのさなかに侍として招集されたゆえに歌舞伎への未練を覗かせることもある〔。歌舞伎では女形も経験しており、女装による囮作戦を実行したこともある。 : 初期は千明を落ちこぼれと見たり、源太を侍と認めなかったりとよく衝突していたが、その後彼らをよく理解して打ち解ける。ことはからは「流さん」と呼ばれ慕われている。 : 良くも悪くも侍として忠実なため、薫が現れた時には丈瑠と薫との間での感情の揺れ動き方が一番激しかったが、朔太郎に諭され丈瑠との絆を優先する〔。 : 最終幕において、丈瑠の信頼を受けてドウコクの一の目に止めを刺すことを任され、見事仕留めることに成功する〔。戦いの後は再び歌舞伎の世界に戻ってチケットをメンバーに送ることを約束する。実家へ戻る前に丈瑠の前で別れの舞を披露する〔。 : 『帰ってきた』では、アヤカシが作りだした幻想世界において、丈瑠を差し置いて「殿」〔「池波家十八代目当主」を名乗っている。〕を名乗り、「森の動物戦隊シンケンジャー」を率いている。 : 企画段階の初期設定では彦馬の孫とされていた。 :; 『仮面ライダーディケイド』 :: 黒子から丈瑠が仮面ライダーに誘拐されたという事に勘違いをしている。 :; 『天装戦隊ゴセイジャー』 :: 劇場作品『天装戦隊ゴセイジャーVSシンケンジャー エピックon銀幕』に登場。 :; 『海賊戦隊ゴーカイジャー』 :: 『天装戦隊ゴセイジャーVSシンケンジャー エピックon銀幕』の裏エピソードにあたる第40話に登場。 ; : 演:高梨臨 : 「天」のモヂカラを受け継いだ女侍。一人称は「私」。 : 召集前は幼稚園でアルバイトをしていた。冷静な性格で鋭い洞察力と観察眼を持ち、物事の真をついて話す。自分のことはあまり他人に話さないために弱い部分もなかなか表に出せないが、面倒見が良く心優しい一面もある。幼い頃から両親と離れて暮らし、侍としての稽古も祖母につけられている。 : 普通の生活が許されずに両親ともすれ違ってきた反動か、「普通のお嫁さん」「普通のお母さん」になることを夢見ており、落ち込んだり弱っている人を放っておけずに抱擁したくなってしまう癖がある。しかし両親との間にあったわだかまりが解けた後は、より落ち着いて他者を支えられるようになる。 : モヂカラを操るセンスが高く、丈瑠からも一目置かれており、兜折神のディスクも当初は彼女に授けられる。 : 千明やことは、ダイゴヨウからは姉貴分として慕われており、「姐さん」や「茉子ちゃん」と呼ばれる。丈瑠に対しては名前で呼ぶなど対等に振る舞いながらも殿としては認めている。物語も終盤になるにつれ、丈瑠が秘密を抱え悩んでいることもいち早く察知して気にかけていたが、薫の登場まで影武者であることを明かしようのなかった丈瑠からは逆に避けられることになってしまう。 : 自己流だという料理の腕は、「包丁の代わりにシンケンマルを使う」「切った野菜を下処理すらせず鍋に放りこむ」など人並み外れて壊滅的〔丈瑠が腹痛で一晩寝込むなど、男性陣が犠牲になっている。また、彦馬は黒子に担架、胃腸薬を用意させている。〕でことは以外の仲間には恐れられており、彼女が夕食を作ると言いだした際、丈瑠は「最大の危機だ…」と呟いている。ただし、茉子を姉のように慕うことはからは「おいしい」と言われており、茉子が夕食を作るといった際には喜んでいた。そのせいもあってか、当初は自覚もなかったが、のちに自分の料理に対する男性陣の正直な感想を聞いてしまったことで自身の料理の味を自覚し、その後は料理本などを参考にするようになる。小さい頃喉に詰まらせて以来、粉吹き芋が大の苦手。 : 薄皮太夫が人間界に現れた際には初戦時から直接戦うことが多く、ユメバクラの術により薄皮太夫の過去を目の当たりにして外道に堕ちる人間の怒りや悲しみを痛感している〔第二十五幕〕。そういった経緯から互いに敵の中では特に意識しており、ちょうど丈瑠と十臓を思わせる関係になっている。そのため太夫に自分の最後の相手に選ばれる〔。 : 最後の戦いの後は、しばらくの間両親と暮らすために二人の待つハワイへ旅立つ〔。 :; 『天装戦隊ゴセイジャー』 :: 劇場作品『天装戦隊ゴセイジャーVSシンケンジャー エピックon銀幕』に登場。 :; 『海賊戦隊ゴーカイジャー』 :: 『天装戦隊ゴセイジャーVSシンケンジャー エピックon銀幕』の裏エピソードにあたる第40話に登場。 ; : 演:鈴木勝吾 : 「木」のモヂカラを受け継いだ侍。一人称は「俺」。 : シンケンジャーとして召集される前は普通の高校生で、物語開始時は卒業間近であったがシンケンジャーとしての責務のために卒業式には出られていない。メンバーの中で特に現代っ子気質で、ゲームと買い食いを好む。 : 父の蔵人からは志葉家への忠義やシンケンジャーに関する予備知識は最低限しか教わっていなかったため〔本人にも自覚があったようで、流ノ介に「ろくでもない親に育てられた」と言われた際には「当たってるだけにムカつく」と返している。〕「殿様と家臣」という主従関係を受け入れることができず、修行にも不真面目で年長のメンバーや彦馬からは呆れられたり、叱責されたりすることが多い。だが、自身と丈瑠の実力差を目の当たりにし「いつか丈瑠を越える」という目標を抱くようになる。その後一人で特訓を重ね、彦馬のアドバイスによって自分らしい戦い方に目覚める。 : 考え方を改めてからも丈瑠の名を呼び捨てにする姿勢は崩していないが、丈瑠に対する仲間意識は強く丈瑠以外の当主を認める気はなく、薫との共闘にも真っ先に異議を申し立てた。考えの異なる流ノ介と対立していた時期もあったがともに戦っていく中で互いに認め合うようになり、強い信頼を築いた〔特に第三十七幕では流ノ介と見事なコンビネーションを見せていた。なお、戦いが終わってからも互いの行動があまりにもピッタリし過ぎて、仲間たちに失笑されてしまった。〕。 : 母親とは幼い頃に死に別れているが、彼の名は「“千”の“明り”」で「明るい子になるよう」との母の願いによりつけられたものである。 : モヂカラ500枚書き取りの課題に「五百枚」と書いて提出したり、戦いにおいて敵の能力を逆手に取った攻撃をするなど、良くも悪くも発想の柔軟さはメンバーから一目置かれている。また、父親譲りの鋭い勘も持っており、第二十七幕ではアベコンベの行動を察して丈瑠を守り、『帰ってきた』では自分たちの世界の異変をいち早く察知する。 : 戦いの後、再び大学を受験し直すことになったようであり、丈瑠には「追い越すのは次に会った時だ」と言い残して去る〔。 :; 『天装戦隊ゴセイジャー』 :: 劇場作品『天装戦隊ゴセイジャーVSシンケンジャー エピックon銀幕』に登場。 :; 『海賊戦隊ゴーカイジャー』 :: 劇場作品『ゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー大決戦』に登場。 :: 『天装戦隊ゴセイジャーVSシンケンジャー エピックon銀幕』の裏エピソードにあたる第40話にも登場。 ; : 演:森田涼花 : 「土」のモヂカラを受け継いだ女侍。一人称は「うち」。 : 京都の山村で育ち、京都弁を話す。以前は地元で家業の竹細工作りをしていたが、体の弱い姉のみつばの代わりにシンケンイエローになる〔第六幕〕。招集前は全く田舎から出ていない。 : 純粋で優しい性格の持ち主で、侍の使命に懸命。丈瑠のことを「殿様」と呼び慕うほか、流ノ介を「流さん」と、源太を「源さん」と呼ぶなど、年代の近い千明を除く他の仲間を呼ぶ際にも敬称を用いている。その反面、度を超えた天然ボケで良くも悪くも空気が読めないところがあり、同様の気質を持つ流ノ介とは馬が合う〔『銀幕版』では、「(自分のボケさ加減は)流さんには敵わない」と発言している。〕〔第三十幕ではシンケンダイゴヨウを作り、丈瑠においてけぼりをくらわせており、この点でも流ノ介と共通である。〕。姉から教わった笛(名乗りポーズも笛を吹く姿をイメージしたもの〔ファイナルライブツアーでの森田の発言より。〕)と剣術が得意。特に剣術は当初は千明を圧倒し、太刀筋を彦馬から絶賛されるほどだが、それ以外のことは極めて不器用で、他人のことを思ってした事でも返って迷惑をかけてしまうことも。しかし、幼少時にいじめられていた経験と姉を思う気持ちにより強い忍耐力を持っている。 : 茉子に憧れているが、彼女の料理の下手さ加減には気付いていない。メンバーからは妹のように可愛がられている。その一方で、自分は他のメンバーより年下で頼りないため、自分より姉がシンケンイエローになった方がメンバーの役に立てたのではないかと思い悩んでいた時もあったが、彦馬がかけた励ましの言葉により、姉の代わりではなく、自分にしかなれないシンケンイエローを目指すと心に決める。 : 人の料理を味覚より感情で判断している節があり、茉子の反省前の料理を「茉子が作ってくれたものだから美味しいに決まっている」と認識している。源太の寿司も普段は曖昧な評価だったが、源太がカレーをやめ寿司屋として精進すると決めた際には笑顔を見せている〔第三十六幕〕。 : 戦いを終えた後は、姉の待つ京都の実家へ帰る〔。 :; 『天装戦隊ゴセイジャー』 :: 劇場作品『天装戦隊ゴセイジャーVSシンケンジャー エピックon銀幕』に登場。 :; 『海賊戦隊ゴーカイジャー』 :: 『天装戦隊ゴセイジャーVSシンケンジャー エピックon銀幕』の裏エピソードにあたる第40話に登場。 :; 映画『仮面ライダー×スーパー戦隊×宇宙刑事 スーパーヒーロー大戦Z』 :: 鎧に頼まれ、ドルギランにかかっていたギャバンの蒸着システムのロックを、「解」のモヂカラで解除させる。最終決戦では、他のシンケンジャーと共に駆けつける。 ; : 演:相馬圭祐 : 第十七幕から登場。「光」の電子モヂカラを用いる侍で、6人目のシンケンジャー。一人称は「俺」。 : 本業は「ゴールド寿司」と言う屋台の寿司屋を営む寿司職人。 : 元々は志葉家の近所にあった寿司屋の息子で、丈瑠とは幼馴染。幼い時から侍になるのが夢であったが、十数年前に実家の店が潰れ、家族全員で夜逃げをして以来音信不通となる。小さい頃に丈瑠からもらった烏賊折神や彼から教えられたことだけを元にモヂカラを解析し、電子メールによる「電子モヂカラ」として発展させスシチェンジャーを始めとした武装も独力で開発したほか、折神を「文字のプログラムのようなもの」と解釈して活用するなど、モヂカラの扱いに於いては他の侍とは別の方向で異色の才能を見せ、インロウマルやダイゴヨウの開発なども彼の功績によるものが大きい。 : かなりのお調子者かつ目立ちたがり屋で、流ノ介とともにシンケンジャーの良きムードメーカーとなっている。 : 握る寿司は不味くはないが取り立てて美味くもない至って普通の味であり、作中にてそれを気に入ったのは十臓とことは、ガイアークのヨゴシュタイン、キタネイダス、ケガレシアのみ〔ただし、作中にてシンケンジャーの面々以外にも、第二十二幕に登場した松宮義久を始め、彼の店への常連客は登場する。〕。しかし、第三十六幕にて本人曰く、生まれて初めて作ったというカレーはなぜか抜群に美味しく、テレビ番組で取り上げられるほどの好評を得て(本意ではないが)専門店を出しかけるまでに至る〔。 : 戦闘では居合を得意とするが、独自に修行した我流の逆手による目にもとまらないスピードの居合い斬りであり、単純に戦闘技術を見れば相当なものである。登場時の連続居合の披露では丈瑠たちの度肝を抜いた。性格は豪快で江戸っ子口調でありながら、その実は文武ともに天賦の才を持っており、変身前でも重い屋台を引きながら高速で長距離を走るなど体力も並外れている。変身前には、牽制としてわりばしの形状の手裏剣(刀子)や、頭突きも使用する。ダイゴヨウ登場後はダイゴヨウが装備している十手なども積極的に活用している。 : 6人目のシンケンジャーとして仲間たちに認められてはいるが、梅盛家は侍の家系ではなく志葉家の家臣でもないため、正式に侍としての教育を受けてはおらず、他の侍たちが読める志葉家に伝わる古文書を読むことはできない〔あまり教育を受けていない千明に聞いたところ、彼も「苦手だけど読める」ようであり、自身は「魚ぐらいだったら読める」と語っている。〕。また、他の侍たちが志葉家に住み込んでいるのに対し、普段は屋台を引きながら別行動をとっている。こういった経緯を持つため、丹波には当初は特に軽蔑された。本人はあくまで丈瑠個人との幼い頃からの約束・友情に基づいて戦っているため、薫登場後の丈瑠が参加していない集団戦闘には参加しなかったが、薫の気持ちを知ってからは彼女と協力して戦う。戦闘に参加しなかったのは、本人の薫と丹波への反発もあるが、丹波が源太のことを侍と認めておらず、シンケンジャーの一員であることを拒んだためでもあった。 : 千明からは「源ちゃん」、ことはからは「源さん」、ダイゴヨウからは「親分」、十臓からは「寿司屋」と呼ばれている。また、丈瑠との再会後も彼のことは子供時代と変わらずに「タケちゃん」と呼ぶ。 : 外道衆との戦いの後、修行のためにダイゴヨウを連れてフランスへと旅立つ〔。 :; 『仮面ライダーディケイド』 :: 突如現れた海東に烏賊折紙を奪われて海東の後を追いかけていた。 :; 『天装戦隊ゴセイジャー』 :: 『天装戦隊ゴセイジャーVSシンケンジャー エピックon銀幕』ではフランスから帰国。TVシリーズでは行わなかったスーパーシンケンゴールドへの変身〔テレビマガジンの全員サービスDVDにおいてハイパーシンケンゴールドへの変身は果たしている。〕を果たしている。 :; 『海賊戦隊ゴーカイジャー』 :: 劇場作品『ゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー大決戦』に登場。 :: 『天装戦隊ゴセイジャーVSシンケンジャー エピックon銀幕』の裏エピソードにあたる第40話にも登場。 ; : 演:夏居瑠奈 : 第四十四幕より登場した、真の志葉家十八代目当主にして志葉家最後の生き残りの女侍。丈瑠が操るものとは異なる“志葉家の「火」のモヂカラ”を受け継いでいる。一人称は「私」。 : 先代シンケンジャー壊滅時にはまだ生まれておらず、現在の侍の中では最年少。元々は志葉家の血を絶やさず次の代を残すために人知れず暮らしていたが、父の遺志を継いでドウコクを倒そうとする使命感を幼い頃から強く持ち続けて「影武者の影に隠れて生きるのは侍として卑怯」と必死に修行をし、歴代の当主たちが会得できなかった「封印の文字」を完成させ、丈瑠たちの前に現れる。彼女の養子となった丈瑠には「母上」、丹波らには「姫〔養子に入る前の丈瑠もそう呼んでいる。また、源太のみ「(お)姫さん」と呼ぶ。〕」、ドウコクには「志葉の小娘」と呼ばれている。 : 作中では終始袴姿で、口調もやや時代がかっていて尊大ではあるが、これは丹波の教育の行きすぎによるもので時代錯誤との自覚はある。特殊な環境下で丹波らにある意味偏った育てられ方をされてきたにもかかわらず、物の見方は年齢の割には大人びていて周囲もよく見ており、会ったことのなかった丈瑠の心情にも思いやりを持ち、侍ではない源太からの協力も快く受け入れるなど優しい性格で決して我が侭ではない。千明も「お姫様がもっと嫌な奴だったら協力を断ってもよかった」と語っている。実戦に出た回数こそ少なかったが、流ノ介たちがダイカイシンケンオーで手こずったヨモツガリを獅子折神一体だけで倒すなど、当主としてモヂカラの実力はかなりのものであり、敗北したのはドウコクのみであった。 : 丹波の行動が自分を思いすぎるゆえであることは十分理解しているが、自分以外の者に対する丹波の高圧的な態度を快く思っておらず、度々彼を扇子などで叩くなどして諫めている。丹波とは違い、丈瑠や家臣たちの心情を各自の行動などから理解しており、自らの使命のみを重視して皆の前に出てきた結果、丈瑠たちの絆を悪化させて辛い思いをさせてしまったことを後悔している。 : 第四十八幕で封印の文字を使うも、半分人間である薄皮太夫の体を取り込んだドウコクに効かず、逆に手傷を負わされてしまう。その後立ち直った丈瑠を呼び出して、ドウコクに対抗できる最後の手段として、2人だけの取り決めによって丈瑠を十九代目当主として養子に迎え〔実際の年齢は薫より丈瑠が年上である。なお実際の民法上は自分より年上の者と養子縁組することはできない。〕、同時に自身は当主の座を退くという奇策を発案して実行するなど大胆で柔軟性のある一面を見せる。当初は丈瑠を「影」と呼んでいたが、彼が十九代目当主になるにあたって名前で呼ぶようになる。 : 外道衆との最終戦闘にあたっては、あらかじめ丈瑠に渡しておいたディスクの他に満身創痍を押して志葉家のモヂカラディスクをもう1枚こしらえ、丹波を介してシンケンジャーに託す。 : 戦闘終了後、志葉邸を丈瑠と彦馬に託して自身は丹波とともに再び人里離れての生活に戻る〔。 : 武器は丈瑠が変身したシンケンレッドと基本的に同じだが、小柄なため烈火大斬刀を使う際に足で蹴り上げて振り回すところが特徴。また、彼女が変身したシンケンレッドのスーツには他の女侍のスーツと同様にスカートがついている。 : シリーズ初の女性レッドである。 :; 劇場作品『天装戦隊ゴセイジャーVSシンケンジャー』 :: 操られた丈瑠を救うべく志葉家の強力な炎のモヂカラをゴセイカードに注入〔負傷直後とはいえ、カードを支えていたアラタにかなりの負担がかかっている描写がされている。〕アラタに託す。当主の重責から解放された為か、口調や物腰がより女性らしくなっている。家臣の丹波を連れておらず、1人で行動している。 :; 『海賊戦隊ゴーカイジャー』 :: 第11話と第12話に登場。「シンケンジャーの大いなる力」を授けた。詳しくは海賊戦隊ゴーカイジャー#レジェンドとその関係者を参照。 :: 劇場作品『ゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー大決戦』では、『ゴーカイジャー』本編以前のレジェンド大戦で他の戦隊の番外戦士たちと共にザンギャックに挑む。 :; 劇場作品『特命戦隊ゴーバスターズVS海賊戦隊ゴーカイジャー THE MOVIE』 :: 江戸時代に飛ばされたヨーコ、J、鎧が書いた手紙を特命部の司令室に届ける。 ::尚、客演した際には、反発していたゴーカイジャーを除いて、他のスーパー戦隊に対しては全て敬語で接している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「侍戦隊シンケンジャーの登場人物」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Shinkengers 」があります。 スポンサード リンク
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