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外部式フィルター(がいぶしきフィルター)とはアクアリウム(観賞魚)で使用されるフィルター・濾過器である。パワーフィルターとも呼ばれる。濾材が水槽の外にあり、美観を損なわないという点が最大の長所がある。そしてろ過能力も比較的高く、濾材の清掃も比較的簡便になるよう工夫されている。しかし、同じく濾材が水槽外にある外掛式フィルターとは区別される。揚水ポンプ(モーターヘッド)と濾過槽が一体化したものと、水中ポンプを水槽内に設置して濾過槽とホースで繋ぐものがある〔一般的な製品は前者の方式だが、一部のメーカーでは呼び水不要化のために後者の方式を用いている。〕。他と異なり強力な揚水ポンプにより強制的に水を循環させる閉鎖的フィルターであるため、サブフィルターを設置して濾材容量を増やしたり〔機種やメーカーによっては推奨していない場合もある。〕、プロテインスキマー(水中のたんぱく質を除去する装置)や紫外線殺菌灯、水槽用クーラー、強い水流と水中に酸素を発生させるディフューザーなど、様々なアイテムを接続する上でも応用性が高い。静穏性は高い部類である。しかし小型機種でも無音というわけではない。また中型以上の外部式は大きな音がする機種もある。音の大きさで言えば水中投下式のポンプやフィルターと同程度。 比較的高価で水槽の外に設置スペースが必要であることから敬遠されるきらいがある。しかし他のろ過機を圧倒する流量・揚程性能・ろ過面積を誇る。全体としては基本的に密封式のため二酸化炭素を外気に放出しないことから、多量の二酸化炭素を必要とする水草水槽に適している〔水草水槽は多量の二酸化炭素を必要とするが、CO2濃度の微調整は必要である。〕〔逆に酸素を取り込まないので、過密飼育の場合には飼育水の溶存酸素に十分な注意が必要である。〕。 == 脚注 == 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「外部式フィルター」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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