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多治比 屋主(たじひ の やぬし、生没年不詳)は、奈良時代の貴族。大納言・多治比池守の子。子に乙麻呂がいる。〔『万葉集』巻8-1442〕。官位は正五位下・左大舍人頭。 == 経歴 == 神亀元年(724年)聖武天皇の即位後まもなく従五位下に叙爵し、天平年間に大蔵少輔を務めた〔。またこの間、天平12年(740年)聖武天皇の関東〔伊勢国・美濃国以東のこと。〕行幸に従うが、伊勢国一志郡の関宮(河口頓宮)より平城京に帰還している〔『万葉集』巻6-1031〕。 叙爵後、長く従五位下の位階に留まるが、天平17年(745年)従五位上、天平20年(748年)正五位下と聖武朝末に続けて昇叙される一方、備前守・左大舍人頭を務めた。 歌人として『万葉集』に2首の和歌作品が採録されている〔〔。『万葉集』では丹比屋主と記されるが、関東行幸従駕の際に詠んだ和歌の中にある「四泥の崎」(伊勢国朝明郡)〔が川口頓宮より先の行程であることから、和歌の作者を多治比家主に比定する説もある〔『万葉集古義』〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「多治比屋主」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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