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多治比屋主 : ミニ英和和英辞書
多治比屋主[たじひ の やぬし]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [た]
  1. (n,pref) multi- 
: [ひ]
  1. (n,n-suf) (1) ratio 2. proportion 3. (2) Philippines 
: [ぬし, おも]
 【名詞】 1. owner 2. master 3. lover 4. god 

多治比屋主 : ウィキペディア日本語版
多治比屋主[たじひ の やぬし]
多治比 屋主(たじひ の やぬし、生没年不詳)は、奈良時代貴族大納言多治比池守の子。子に乙麻呂がいる。〔『万葉集』巻8-1442〕。官位正五位下左大舍人頭
== 経歴 ==
神亀元年(724年聖武天皇即位後まもなく従五位下叙爵し、天平年間に大蔵少輔を務めた〔。またこの間、天平12年(740年聖武天皇の関東〔伊勢国・美濃国以東のこと。〕行幸に従うが、伊勢国一志郡の関宮(河口頓宮)より平城京に帰還している〔『万葉集』巻6-1031〕。
叙爵後、長く従五位下の位階に留まるが、天平17年(745年)従五位上、天平20年(748年正五位下と聖武朝末に続けて昇叙される一方、備前守左大舍人頭を務めた。
歌人として『万葉集』に2首の和歌作品が採録されている〔〔。『万葉集』では丹比屋主と記されるが、関東行幸従駕の際に詠んだ和歌の中にある「四泥の崎」(伊勢国朝明郡)〔が川口頓宮より先の行程であることから、和歌の作者を多治比家主に比定する説もある〔『万葉集古義』〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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