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多芸郡(たぎぐん)は美濃国にかつて存在した郡である。古くは当芸郡とも書いた。 == 沿革 == * 『旧高旧領取調帳』によると、幕末時点で以下の61村が存在。郡高34,408石余。 * 幕府領(笠松支配所) - 祖父江村・飯積村・金屋村・根古地新田・小倉村・飯之木村・大坪村・津屋新田・有尾村・有尾新田・大跡村・大跡新田・明徳村・白石村(14村・笠松県に編入) * 幕府領(大垣藩預り) - 志津新田・五日市村・押越村・大場村・大場新田・岩道村・上之郷村・島田村・横屋村・直江村・根古地村(11村・笠松県に編入) * 尾張名古屋藩領 - 横曾根村・蛇持村・江月村・下笠村新田(4村) * 名古屋藩・寺社の相給 - 飯田村(1村・名古屋藩領は笠松県との相給となり、寺社領は名古屋藩に編入) * 美濃大垣藩領 - 上笠村・高淵村・多芸島村・上屋村・大外羽村・志津村・津屋村・柏尾村・勢至村・竜泉寺村・大塚村・安久村・高畑村・宇田村・豊村・中村・橋爪村・上方村・舟見村・若宮村・桜井村(21村) * 大垣藩・寺社の相給 - 野口村・鷲之巣村・石畑村(3村・寺社領は大垣藩に編入) * 尾張犬山藩・寺社の相給 - 口ヶ島村(1村・寺社領は犬山藩に編入) * 美濃今尾藩領 - 大野村・船附村・栗笠村・下笠村・烏江村・西岩道村(6村) * 明治22年7月1日 町村制施行(1町34村) * 高田町、烏江村 (高田町 → 養老町) * 口ヶ島村、飯之木村、大跡村、西岩道村、岩道村 (広幡村 → 養老町) * 上ノ郷村、下笠村、船着村、栗笠村 (笠郷村 → 養老町) * 上多度村、三郷村 (上多度村 → 養老町) * 大巻村、根古地村、根古地新田、大場村、釜段村、駒野新田 (池辺村 → 養老町及び海津市) * 直江村、飯積村、金屋村、多岐村、北大墳村 (多芸村 → 養老町) * 養老村、日吉村、小畑村 (養老町) * 下多度村 (海津市) * 横曾根村、野口村、多芸島村、上笠村、東大外羽村、西大外羽村、高淵村 (大垣市) * 明治29年4月18日 * 多芸島村、上笠村、東大外羽村、西大外羽村、高淵村の5村は安八郡に移った。 * 残りの1町29村は上石津郡と合併して養老郡となった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「多芸郡」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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