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夜のドラマハウス : ミニ英和和英辞書
夜のドラマハウス[よるのどらまはうす]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [よる]
  1. (n-adv,n-t) evening 2. night 
ラマ : [らま]
 【名詞】 1. (1) (Dalai) Lama 2. (2) llama 3. (P), (n) (1) (Dalai) Lama/(2) llama

夜のドラマハウス : ウィキペディア日本語版
夜のドラマハウス[よるのどらまはうす]

夜のドラマハウス(よるのドラマハウス)は、1976年から1983年までニッポン放送他で放送されていた、ラジオドラマの番組である。通称『夜ドラ』。
月曜日から金曜日まで約10分間の放送。ネッスル日本(現・ネスレ日本)の一社提供で放送されていた。
== 概要 ==
(出典:〔単行本『夜のドラマハウス』(ベップ出版)ドン上野によるイントロダクションの章などより。〕)
1976年10月4日放送開始。この番組が始まった1970年代においては、それまで多くの本数が放送されていたラジオドラマも減少傾向にあった。そのような中、本番組のチーフプロデューサーを務めた上野修ドン上野)がこの番組を企画、1960年代までのラジオドラマの定義を破って、歌謡曲ニューミュージックなどの音楽と一緒にしても違和感のないドラマということを趣旨とした番組作りを進めたとされている。
ヒントになったのはアメリカの『ショック・ザ・ナイフ』という短編ドラマだった〔花輪如一『プロが教える ラジオの教科書』データハウス、2008年、p.264〕。
この番組の主なコンセプトとして、
* 通常、出演者は男女の二人だけ。
* 歌謡曲、ポップス、ニューミュージックなどの曲をテーマに、出演者がリスナーに話しかけるような話の流れを含めた一日一話の読み切り形式の作品を放送。
* リスナー対象年齢は主に中学生高校生から20歳代。
ということがあったということである。
毎回週ごとに、その曲のタイトルと内容に沿って脚本家が日替りでそれぞれ独創的なストーリーを手掛け、その中にはラブバラードの曲からSF作品が作られたり、アイドルソングからサスペンス作品が作られたりしたこともあり、意外なオチが付くパターンもあった〔藤井青銅『ラジオな日々 80's RADIO DAYS』小学館、2007年、p.17〕。上野いわく「めちゃめちゃなドラマ作りを目指した」とのことであり、ある日ドラマになっていないという旨のある著名な作家のコメントを耳にした時、上野はむしろ「してやったり」と思ったという〔ドン上野・著『ミスター・ラジオが通る』(実業之日本社、1986年)「ヤング文化を鮮烈に創造したラジオ番組」の章などより。〕。
脚本家は主に当時20歳代の若手を起用しており、脚本家、放送作家の登竜門とも言われていた〔『ラジオの教科書』p.265〕。その一方でドラマコンクールを年に2~3回実施し、新たな作家、作品を送り出していた。このコンクールには一回につき、約800から1200本もの作品が集まっていたという。さらにはアマチュア声優コンテスト、人気声優投票を年1回のペースで行い、それぞれの結果はこの番組中で放送していた。
出演者は、当時の第二次声優ブームの中で人気だった声優を多く起用し、本番組はその第二次声優ブームの一翼を担っていた〔『ラジオな日々』pp.24-26〕。この他にも、その週のテーマの曲を歌う歌手がそのままドラマ本編に出演していたこともあった。
また、曲をテーマにした作品だけでなく、既成の漫画作品を原作として製作されたドラマもあった。
ニッポン放送においては『大入りダイヤルまだ宵の口』、『くるくるダイヤル ザ・ゴリラ』の内包番組として放送されていたが、同局の平日夜ワイド番組が『ヤングパラダイス』に変わる時に内包番組の本数が見直されることになり、その一環として本番組も終了した。
放送終了の数カ月後、ニッポン放送内にオープンリールテープで保管されていた作品は、全て廃棄された〔『ラジオな日々』pp.234-236〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「夜のドラマハウス」の詳細全文を読む




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