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『夜ノヤッターマン』(よるノヤッターマン)は、2015年1月より3月まで読売テレビ(ytv)ほかにて放送された連続テレビアニメ作品。タツノコプロが制作し、1977年から1979年にかけてフジテレビ(CX)系列地上波テレビで放送された『ヤッターマン』を原典としたスピンオフ作品である。 == 概要 == 2014年10月20日にティザーサイトが開設された。当初は公開媒体などは未定だった〔「夜ノヤッターマン」制作決定! ってなんかすごくワクワクするタイトルだな ねとらぼ(ITmedia) 2014年10月20日、同12月31日閲覧。〕が、同年11月28日にテレビアニメ化や主要声優陣が発表された〔「夜ノヤッターマン」キャスト発表 ねとらぼ(ITmedia) 2014年11月28日、同12月31日閲覧。〕。 キャッチコピーは「ドロンボーがいる限り、この世にヤッターマンは栄えない!」。 2008年-2009年に日本テレビ(NTV)系全国ネットで放送された『ヤッターマン』(以降、「2008年版」)や2009年に全国松竹・日活系ロードショーされた実写映画版『ヤッターマン』(以降、「実写版」)に続く『ヤッターマン』のリメイク作品だが、今作では「新たな世代のドロンボーと新たなヤッターマンの誕生を描く物語」と銘打たれている。 そのため、基本設定や世界観に関してはおおむね原典を受け継いでいたこれまでの作品とは異なり、大幅な変更と大胆なアレンジが施されている。 ; 主役がドロンボー一味 : 本作では世界観を一新すると共に、ヤッターマンをはじめ従来のタイムボカンシリーズの主役である正義の味方たちと戦い続けた「悪玉」、いわゆる「三悪」の代表格とも言える「ドロンボー一味」が主役となっている。ただし、本作のそれは「かつてのドロンボー一味の末裔」という設定である。 ; ドロンボー一味の声優を全員刷新 : 本作では従来アニメで一貫して「三悪」の声を演じ続けてきた小原乃梨子・八奈見乗児・たてかべ和也から、前述した「ドロンボー一味の末裔」という設定に沿う形で全員刷新された。喜多村英梨・平田広明・三宅健太が「新生ドロンボー」を演じる。また、「ドクロベエ」については旧作や2008年版で声を演じて2011年に逝去した滝口順平に代わり、モノマネタレント・ホリが起用されている。また本作終了後に稼動したサンスリー開発のパチンコ『CRヤッターマン』においても同じ声優陣が起用された。 ; 善悪の逆転 : ヤッターマンの作った王国が歳月の経過と共に民衆にとっては楽園ではなくなったとされ、ドロンボーたちが「善玉」のような立ち位置で描かれる。このような善悪の逆転は、かつてタイムボカンシリーズ第8作目『タイムボカン2000 怪盗きらめきマン』でも導入されており〔ただし、きらめきマンは正義のために戦う義賊で花の刑事トリオは出世のために手段は選ばないため、純粋に善悪が逆転したのは本作が初。〕、本作はそれ以来の試みとなる。 上記のほか、2008年版で善玉側キャラクターを演じていた吉野裕行〔吉野裕行・伊藤静の2人は、それぞれ2008年版『ヤッターマン』で、高田ガン(ヤッターマン1号)・上成愛(ヤッターマン2号)の声を演じた経験があり、今回も新生ヤッターマンのガリナ(ヤッターマン1号)・アルエット(ヤッターマン2号)を演じている。〕・伊藤静〔・たかはし智秋〔たかはし智秋は、2008年版『ヤッターマン』で、オモッチャマを演じた経験があり、今回もオモッチャマを演じている。また、今回はオダさまというしゃべるブタも演じているが、2008年版『ヤッターマン』でもとネエトンというしゃべるブタ型ロボットを演じている。〕の声優3人が本作でも起用されており、ドロンボーに協力するキャラクターを演じる。 本放送の前週には『タイムボカンシリーズ』の歴史や各作品の名場面を振り返り、本作の紹介を行う特別番組『超豪華!タイムボカンシリーズ大集結! 夜ノヤッターマン祭』が放送された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「夜ノヤッターマン」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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