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『夜はクネクネ』(よるはクネクネ)は、1983年1月7日から1986年12月23日まで毎日放送(MBSテレビ)で放送された紀行バラエティ番組。略称は「夜クネ」。 == 概要 == 出演者は原田伸郎と、当時毎日放送のアナウンサーだった角淳一。他に、当時NSC(吉本総合芸能学院)を卒業したばかりの新人だったトミーズ雅〔本名の「北村雅英」名義での出演。〕が元プロボクサーであることを買われ、原田たちのボディーガードとして同行していたが、雅は基本的に探検隊風の衣装を着て彼らの後をついていくだけであり、番組中ほとんど喋っていなかった。 番組の内容は、原田たちが関西各地の街へ繰り出し、行き当たりばったりで出会った一般人たちととりとめもない話から突っ込んだプライベートな話までいろいろと雑談をしながらあちこちを練り歩くというものだった。単純な構成であるにもかかわらず番組が4年間にわたって放送され続けたのは、ラジオパーソナリティを長く続けていた原田たちが素人の扱い方が上手かったことも然ることながら、関西人ならではの面白さや素人のサービス精神を十二分に引き出していたからである。 この番組は在阪テレビ局各局が製作する番組群にも少なからず影響を与えており、各局が深夜番組の製作に真剣に取り組むようになるきっかけとなった。『毎日放送50年史』での記述によると、技術出身プロデューサーの大北禎昭によるカメラワーク(歩く原田と角の後をつけて追いかけながら背中を撮るのではなく、後ろ歩きしながら2人の正面を撮るなど)が大きいと言える。 番組タイトルは、構成を担当したかわら長介が命名した。かわらは後にこれを「やって良かった番組」の1つに挙げ、テレビ番組作りについて学んだと語っている。ちなみに関西の番組制作者の間では、「クネクネで」といえば行き当たりばったりのロケを指すようになっているらしい〔『ザテレビジョン』1985年発売号の関西ローカル番組特集にこの件に関する記述がある。〕。 番組は長らく金曜深夜枠で放送されていたが、1986年4月からは火曜深夜枠で放送されるようになった。同年3月7日放送分では番組冒頭で初回放送分冒頭のVTRを放送した後、初回収録と同じ中之島公会堂前からその日の収録がスタートしたが、その際に角がこの度の放送枠移動について触れ、視聴者に翌週(3月14日)からの3週間は(同枠で春の選抜高校野球などを放送する関係上)放送時間が遅くなるため、この回が金曜深夜枠における定時放送の最終回である旨を念押しした。その回で角は「これだけ長く続くのは数字(視聴率)がいいからです」「火曜日に移って数字が悪けりゃ、すぐ終わってしまう」と発言していたが、結局曜日の変更が影響してかそれから9か月後に番組は終了した。〔後に火曜日の同時間帯は当番組と同様のスタイルである『なにわ友あれ赤井英和』、2016年3月末で終了した『ごぶごぶ』に引き継がれている。〕 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「夜はクネクネ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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