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夜刀神(やつのかみ、やとのかみ)は、『常陸国風土記』に登場する日本の神(蛇神)である。 == 概要 == 『常陸風土記』の行方郡段に見え、行方郡の郡家の周辺の原野に群棲する蛇体で頭に角を生やした神で、その姿を見た者は一族もろとも滅んでしまうと伝えられていた。継体天皇の時代に箭括氏(やはずのうじ)の麻多智(またち)が郡家の西の谷の葦原を新田として開墾するに際し、妨害する夜刀神を打殺したりして山へ駆逐し、人の地(田)と神の地(山)を明確に区分するためにその境界である堀に「標の梲(しるしのつえ)」を立て、以後祟りのないように社を創建して神として崇めることを誓い、自ら神の祝として仕えるようになったといい、麻多智の子孫(箭括氏)によって『風土記』編纂の時代まで代々祀ってきたという。 また、孝徳天皇の時代に行方郡を建郡した壬生連(みぶのむらじ)麿(まろ)が、夜刀神の棲む谷の池に堤を築こうとすると、池の辺の椎の樹上に夜刀神が集まり、いつまで経ってもそこを去らなかったという事件が起こったが、麿が大声で「民政のための修築であり、王化でもあるが、それに従わないのはどのような神祇か」と叫び、築堤工事で使役していた人々に「憚り怖れることなく、全て打ち殺せ」と命令したために逃げ去ったといい、周囲に椎の木があり、泉が湧いていたのでその池を「椎井(しひゐ)の池」と名付けたという〔原文の訓下しを以下に示す。 〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「夜刀神」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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