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高等学校(こうとうがっこう)は、後期中等教育を行うための学校であり、省略して高校(こうこう)と呼ばれている。その名称から誤解されることもあるが、高等教育(ISCEDレベル5)を行なう学校ではなく、後期中等教育段階(ISCEDレベル3)に相当する学校である。 日本の高等学校は中学校の教育を基礎とし、中学校の課程を修了した生徒に高度な普通教育および専門教育を施すことを目的とする。なお、日本において学制改革後の1950年まで存在した高等学校については、旧制高等学校を参照。日本国内で日本の高校を英語で表す語として米国式の「」〔中学校が「」と呼ばれるのに対して「」と呼ばれる場合もある。〕が用いられることが多い。しかし、日本の文部科学省は専門用語として「」 (後期中等学校)という表現を用いている。 なお、ヨーロッパ各国には、例えばドイツ語の「」など、高等学校と直訳できる学校があるが、それらは大抵日本でいう高校ではなく、大学に相当する高等教育機関を指す。中国における高等学校も、大学を含む高等教育機関全般を意味している。 == 各国の高等学校 == * アメリカ合衆国ではK-12制を取っており、ハイスクールとは9-12学年を指すことが多いが、その区切りは様々である。 * イタリアでは、後期中等教育は高等教育進学校(5年課程)と職業教育校(3.5年課程)に分かれる。 * フランスにおいてはリセが存在し、コレージュを修了した後の3年課程である(15歳から入学)。リセには高等教育進学を目指す普通リセと、職業教育を行う職業リセの2コースがある。 * スペインでは、バチジェラトが存在する(2年課程)。 * スウェーデンでは、Gymnasieskola(ギムナジウム)が存在し、16歳で入学する3年課程のとする後期中等教育機関である。 * デンマークでは、3Aレベルのギムナジウム(3年課程)と、3Cレベルの職業高等学校(3-5年課程〔大工、鍛冶、電工、保健、農業、園芸、林業 - Carpenter, blacksmith, electrian upper secondary, health service assistent, agriculture, horticulture, foresty, vocational education〕)に分かれる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「高等学校」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 High school 」があります。 スポンサード リンク
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