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『夢幻の心臓』(むげんのしんぞう)は1984年にクリスタルソフトより発売された8ビットパソコン用のコンピュータRPG。シリーズ化され、第3作まで発売されている。ゲームデザイン及びプログラムは富一成による〔夢幻の心臓II スタッフリスト 〕。 == 概要 == 『ウルティマ』や『ウィザードリィ』といったアメリカ製のゲームによって日本のパソコンゲーマーにRPGの魅力が啓蒙された中、国産RPGの黎明期に発売された。1980年代当時は『ドラゴンスレイヤーシリーズ』、『ハイドライドシリーズ』と並ぶ国産RPGの一つであった。 そのシステムは『ウルティマ』の上から見下ろした2Dマップに、『ウィザードリィ』の対面型戦闘システムを組み合わせた両者の長所を取り入れたものである。後にコンシューマーゲーム機で初めて発売されたRPG『ドラゴンクエスト』も同様のシステムを採用しており、初期のドラゴンクエストシリーズでユーザーを悩ませることになった「太陽の石の在り処」や「ラゴスの所在」といったトリックは、『夢幻の心臓II』に既に同様のものが使用されている。またさくまあきらは『桃太郎伝説』のゲームデザインにあたって『夢幻の心臓』を参考にしたことを明らかにしている〔山下章によるマイコンBASICマガジン連載記事『コンピュータゲーム・ホンキでPLAY ホンネでREVIEW!!』の1988年5月号掲載分(第2回)『桃太郎伝説』より。この記事は『電脳遊技考 コンピュータゲーム・ホンキでPLAY ホンネでREVIEW!!』のタイトルで単行本化された際にも収録されている。〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「夢幻の心臓」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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