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夢村土城(むそんどじょう/モンチョントソン)は、大韓民国(韓国)ソウル特別市松坡区芳荑洞にある三国時代百済前期の都城遺跡。大韓民国指定史跡第297号に指定されている(指定名称は「서울몽촌토성(서울夢村土城)」)〔。 == 概要 == 朝鮮半島中央部、ソウル特別市南東部の漢江南岸に位置する土城の遺構である。規模は周囲約2.3キロメートルである。版築しない土塁で囲まれ、一部に柵列も存在する。1983年-1989年にソウル大学校により発掘調査が行われた。 発掘調査の結果、土城内から礎石建物・版築建物・竪穴式住居などの建物群の遺構が見つかったほか、楽浪・高句麗系瓦、中国南朝の青磁・金具、大量の百済土器などが出土している。これらの調査結果から、夢村土城は北方の風納土城とともに百済の漢山城(河南慰礼城、475年陥落)を構成したとする説が有力視されている〔『概説韓国考古学』 韓国考古学会編、同成社、2013年、pp. 259-260。〕。周囲には百済王陵と見られる石村洞古墳群がある。 遺構は、1982年7月22日に「夢村土城」として大韓民国指定史跡第297号に指定された〔。その後2011年7月28日、指定名称は「ソウル夢村土城」に変更されている〔서울 몽촌토성(서울 夢村土城) (大韓民国文化財庁)。〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「夢村土城」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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