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「夢浮橋」(ゆめのうきはし)は、『源氏物語』五十四帖の第54帖(最後の巻)。第三部の一部「宇治十帖」の最後(第10帖)。 == 巻名について == 『源氏物語』の多くの巻名が本文中にある言葉(特に歌の中にある言葉)から取られているが、この「夢浮橋」という言葉は本文中に見られない〔本巻の本文中に「夢」の語は4例現れるが、「夢浮橋」と続くものはない。〕。藤原定家の古注釈『源氏物語奥入』では出典未詳の古歌「世の中は夢の渡りの浮橋かうちわたりつつものをこそ思へ」に関連するとしている〔この歌は、薄雲でも「夢のわたりの浮橋か」と引かれている。〕。なお、本帖は「法の師」(のりのし)という異名で呼ばれることがあるが、この「法の師」という巻名は本帖中の薫の歌「法の師と尋ぬる道をしるべにて思はぬ山に踏み惑ふかな」によっている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「夢浮橋」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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