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大さん橋(おおさんばし)は、神奈川県横浜市中区にある横浜港の港湾施設。1894年に完成した鉄桟橋を前身とし、税関桟橋、横浜桟橋、山下町桟橋等のさまざまな名称があったが、その後、大桟橋に落ち着いた〔田中祥夫 2007年, 49 - 50頁〕。その他、太平洋戦争後連合軍に接収されていた間は、サウスピアと呼ばれ〔『横浜市史II』 第2巻(上) 7頁〕〔同様に瑞穂埠頭はノースピア、新港埠頭はセンターピアと呼ばれた。〕、明治の末頃から1970年頃までは、メリケン波止場とも呼ばれていた〔田中祥夫 2007年, 107 - 115頁〕。前身施設は名実ともに桟橋であったが、2002年に完成した現在の大さん橋は構造的には「桟橋」ではなく「岸壁」であり、平仮名混じりの「大さん橋」が正式の表記である〔「座談会 横浜港大さん橋」 (『有隣』414、有隣堂、2002)〕〔横浜市港湾関係例規集 (「横浜市港湾施設使用条例第2条第2項の規定に基づく港湾施設の告示」を参照)〕。 横浜港大さん橋ふ頭及び横浜港大さん橋国際客船ターミナルにより構成され、横浜港における国内及び外国航路の客船の主要発着埠頭である。横浜港の象徴的存在であると同時に、横浜市や横浜港における主要観光地としても知られている。 日本郵船のクルーズ客船である飛鳥IIは横浜港が船籍港(母港)であり、大さん橋を拠点としている。また、横浜港周遊船であるロイヤルウイングや伊豆諸島への離島旅客航路も持っている。 == 歴史と趨勢 == 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「大さん橋」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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