翻訳と辞書
Words near each other
・ 大アグリッピーナ
・ 大アジア主義
・ 大アジア主義講演
・ 大アッサプラ経
・ 大アナスタシア
・ 大アニメ博覧会
・ 大アフリカ
・ 大アマゾンの半魚人
・ 大アミール
・ 大アヤックス
大アラコ古窯跡
・ 大アラル海
・ 大アルカナ
・ 大アルバニア
・ 大アルバニア主義
・ 大アルベルトゥス
・ 大アンダマン語
・ 大アンダマン語族
・ 大アンダマン諸語
・ 大アンチル諸島


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

大アラコ古窯跡 : ミニ英和和英辞書
大アラコ古窯跡[おおあらここようせき]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ふる]
 【名詞】 1. used 2. secondhand
: [かま]
 【名詞】 1. stove 2. furnace 3. kiln 
: [せき, あと]
 【名詞】 1. (1) trace 2. tracks 3. mark 4. sign 5. (2) remains 6. ruins 7. (3) scar 

大アラコ古窯跡 : ウィキペディア日本語版
大アラコ古窯跡[おおあらここようせき]

大アラコ古窯跡(おおあらここようせき)は、愛知県田原市芦村町大アラコ地区にある遺跡。平安末期から鎌倉時代に栄えたと考えられている渥美窯古窯跡のひとつ。
== 概要 ==

渥美窯は、平安末期から鎌倉時代まで渥美半島で生産されており、日常容器のほか蔵骨器経筒容器などの用途に用いられたが、その後は衰退する。昭和25年(1950年)6月に藤原顕長の銘の入った陶片が出土する。その後、数度の発掘調査を経て、同名の全容がわかる短頸壺をはじめ、多数の銘文入り陶片が出土した。藤原顕長は勧修寺流藤原氏の人物で、院政期に活躍し1136年から1155年にかけて二次の三河国司を務めている。三河守在任中には富士山での一切経埋納事業と関係して経塚造営を行い、静岡県三島市山梨県南巨摩郡南部町篠井山経塚などでも大アラコ古窯で生産された同銘文の経塚容器が出土しており、大アラコ古窯が使われていた時期も特定された。
他にも大甕・壺・鉢・山茶碗などが出土しており、顕長銘をもつ短頸壺などの出土遺物は愛知県陶磁資料館瀬戸市)に保管されている。
昭和30年代までは渥美半島で過去に陶器を作っていたことは知られておらず、それに当たるものは「謎の黒い壺」と呼ばれていた。この大アラコ古窯跡の発掘を嚆矢として、渥美半島全域で古窯の調査が進み、多くの場所で陶器を生産していたことが明らかになったのである。
昭和46年(1971年)に国の史跡に指定された。なお、現在の大アラコ古窯跡はむき出しになった土の斜面があるばかりで、特に見るべきものはない。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「大アラコ古窯跡」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.