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シルエット()は、輪郭の中が塗りつぶされた単色の画像のこと。影絵と同義に見なされる場合もある。 もともとは18世紀ヨーロッパに起った、黒い紙を切り取って人物の横顔を表現した切絵に対して用いられた言葉で、そこから明るい背景に対して事物が黒く塗りつぶされて見えるような光景や、物の形そのものを言い表す語として用いられるようになった。服飾では、着装時の服の輪郭や、服そのもののデザインを言い表す語として使われている。 表現技術としてのシルエットは様々な芸術分野で使用されており、黒い切絵による伝統的なポートレイトもまた21世紀となった現在も作られ続けている。 == 語源 == 「シルエット」の語は、フランス王ルイ15世の財務大臣エティエンヌ・ド・シルエットに由来する。当時フランスは七年戦争が長引いたことで財政難に陥っており、シルエットは特に富裕層に対して厳しい倹約を要求しなければならなかった〔McLynn p.64-5〕。写真が登場するまでは、切絵によるシンプルな肖像が人物の特徴を記録する最も安上がりな方法であり〔、彼はこれを好んだため、このような肖像画、さらには安上がりで済ますことが人々の間で「シルエット」と言われるようになった。 エティエンヌの父はフランス領バスクのビアリッツ出身で、「シルエット(Silhouette)」という姓は、バスク語の姓 "Zilhueta" をフランス語形に直したものである。バスク語でのより一般的な形は "Zuloeta" で、このうち "-eta" は「豊富な」を意味する接尾辞であり、"zilho"、 "zulo" は「穴」を意味する。この場合「こうもりの巣」を意味する可能性もある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「シルエット」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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