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『大乗起信論』(だいじょうきしんろん)は、大乗仏教に属する論書で、漢文で記されている。著者は馬鳴(アシュヴァゴーシャ)と伝えられている。 == 著者 == 漢訳本には冒頭に「馬鳴菩薩造」とあり、馬鳴(アシュヴァゴーシャ)作とされる。内容からすると、本書は、ナーガールジュナ(竜樹)やヴァスバンドゥ(世親)らの思想より後のものであることが明白であるので、いわゆる後1、2世紀に活躍し、『ブッダ・チャリタ』(Buddhacarita、仏所行讃)等の著者とされる同名の馬鳴と、本書の著者は別人と考えられる。そのため、本書の著者を後馬鳴と称することもある。インド撰述の他の論書に引用されることがなく、チベット語訳も存在しないため、中国で撰述されたという説もある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「大乗起信論」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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