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大井川鉄道310系電車(おおいがわてつどう310けいでんしゃ)〔〔は、大井川鉄道が1970年(昭和45年)に名古屋鉄道(名鉄)より同社保有の3800系電車2両を譲り受け、導入した電車である。 大井川鉄道は1972年(昭和47年)に同じく名鉄3800系4両を譲り受けたが、こちらは先に導入された車両とは異なり名鉄在籍当時の車両番号を変更せず、3800系電車として導入した〔。 本項では、後年310系の制御車クハ510形を改造して竣功したオープン構造の納涼展望電車クハ86形を含め、名鉄3800系を譲り受けて導入した6両の車両群について詳述する。 == 導入経緯 == 大井川鉄道と日本国有鉄道(国鉄)は、1969年(昭和44年)4月より国鉄の静岡駅と大井川本線の千頭駅を結ぶ直通快速列車「奥大井」の運行を開始した〔。「奥大井」は静岡県中心部や関東圏からの観光客を中心に好評を博したため〔、次いで大井川鉄道は自社線内のみを運行する急行列車の運行を計画した〔。この急行列車の運行に際しては専用の車両を導入することとし〔、当時大井川鉄道の経営に参画して間もない名鉄〔より3800系3805編成(モ3805-ク2805)の譲渡を受けた〔。 同編成は大井川鉄道への譲渡に際して、名鉄鳴海工場において車内客用扉間の座席を転換クロスシート仕様に改装するなど各種改造を施工し〔、制御電動車モハ310形310(元モ3805)・制御車クハ510形510(元ク2805)と形式称号および記号番号を改めた〔。モハ310-クハ510は1970年(昭和45年)10月29日付で入籍〔、翌1971年(昭和46年)1月1日より急行列車「すまた」の専用車両として運用を開始した〔。 さらに、1972年(昭和47年)には3800系3822編成(モ3822-ク2822)・3829編成(モ3829-ク2829)の2編成を譲り受けた〔。この2編成はいずれも名鉄7300系の新製に際して台車・主電動機などを供出して廃車となり、車体と一部の主要機器のみが譲渡対象となったものであった〔。 導入に際しては大井川鉄道が保有する旧型車両の更新名義で竣功し〔、名鉄保有車両の廃車発生品を搭載したモ3829〔を除く3両は名義上の種車より主要機器を流用〔、モハ3800形3822(元モ3822)・3829(元モ3829)およびクハ2800形2822(元ク2822)・2829(元ク2829)として導入された〔。 このため、先に導入された310系2両が形式称号は変更されたものの車籍は名鉄3800系としてのものを継承しているのに対して〔、3800系として導入された4両は車両番号こそ名鉄在籍当時と変化はないが、車籍は名鉄3800系としてのものではなく名義上の種車となった車両のものを継承している〔。 上記経緯により、310系モハ310-クハ510、および3800系モハ3822-クハ2822・モハ3829-クハ2829の計3編成6両が導入された〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「大井川鉄道310系電車」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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