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大井川鉄道スロフ1形客車(おおいがわてつどうスロフ1がたきゃくしゃ)は、かつて大井川鉄道(現・大井川鐵道)が所有していた井川線用の客車。 == 概要 == 中部電力専用鉄道時代に製造された車両で、1953年に帝國車輛工業で2両が製造された。来客用として製造され、作業員輸送用のスハフ1形と区別するため、車両称号は1等車扱いで「スロフ」となった。 車体は小窓が7つ並び、乗降用扉は側面向かって右端に折戸が配置されている。両側面とも同じ割付になっているため、点対称の扉配置となる。車内は8人がけのロングシートが通路を挟んで両側にあり、定員は立席なしで16名となっている。全長7300mm・全高2600mm・車体幅1830mm・自重6.5tという、国鉄の2軸貨車並み〔参考までに、2軸貨車の国鉄ワム80000形貨車は全長9650mm・全高3703mm・車体幅2882mm・自重11.3t。〕の小型車ながら、ボギー車となっている。 定員が少ないため、次第に予備車として使用されるようになり、1990年に廃車。廃車後は2両とも新金谷駅前の「プラザロコ」で保存・展示されており、車内への立ち入りも可能である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「大井川鉄道スロフ1形客車」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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