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大井手堰(おおいでせき)は大分県と福岡県の県境を流れる一級河川山国川の下流右岸、大分県中津市大字高瀬に設けられた井手(取水堰)である。取水口が3口あることから地元では「三口(みくち)の堰」や「三口大井手」と称され、付近一帯も「三口」と通称される〔大井手直近の中津市万田に「三口」の小字名もあるが、通称地名としての「三口」の範囲はもっと広く、大井手を中心に上流の八幡鶴市神社から下流の恒久橋(こうきゅうばし)に至る山国川沿岸一帯を指し、万田、相原、高瀬の3大字に跨っている(中津市まちづくり発見研究会編『みつけました中津市』中津市まちづくり発見研究会、平成19年)。〕。 == 概要 == 山国川を堰き止めて取水口を設けた堰で、そこから引かれた流水は沖代(おきだい)平野(中津平野)の農業用水や中津市の上水道に供されながら周防灘に注ぐ。水路の総延長約9キロ、灌漑面積1,065ヘクタール、常時流量は毎秒約3立方メートル、その流域は近世には「沖代八千石」と称された米作地帯を形成していた〔『角川日本地名大辞典』。〕。3口の取水口から流れる水路は「カラト」と呼ばれ、東口に発する「東ガラト」は柳川(矢流川)となって沖代平野の東部を限る下毛原(しもげばる)台地の西麓に沿って大字永添、上・下池永、金手、大新田を潤して自見川に注ぎ、西口に発する「西カラト」は大字万田、高瀬、下宮永、角木、大塚を潤す金剛川となって蛎瀬川に注ぎ、中口に発する「中ガラト」は大字万田、沖代町、上宮永、一ツ松を潤しながら自見川に注ぐ〔『大分県の地名』、『みつけました中津市』。〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「大井手堰」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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