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大伴道足 : ミニ英和和英辞書
大伴道足[おおとも の みちたり]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [とも]
  1. (n,vs) companion 2. follower 
: [あし]
 【名詞】 1. foot 2. pace 3. gait 4. leg 

大伴道足 : ウィキペディア日本語版
大伴道足[おおとも の みちたり]
大伴 道足(おおとも の みちたり、生没年不詳)は、奈良時代公卿宿禰内大紫位大伴馬来田の子〔『続日本紀延暦元年2月3日条の大伴伯麻呂の薨伝による。〕〔『公卿補任』、「大伴系図」(『続群書類従』巻第182所収)などによれば大伴安麻呂の子とする。〕。子に伯麻呂がいる。官位正四位下参議
== 経歴 ==
大宝4年(704年従六位下から四階の昇叙により従五位下叙爵。以降元明朝から元正朝にかけて、讃岐弾正尹民部大輔などを歴任。この間、和銅5年(712年正五位下養老4年(720年)正五位上、養老7年(723年従四位下と昇進した。讃岐守在任時の和銅6年(713年)には、同国寒川郡の物部乱ら26人が庚午年籍以来良人であったところ、持統天皇4年(690年)の戸籍改定の際に誤って飼丁の籍とされたとして、良人に編入すべき旨を言上し許可されている。
神亀6年(729年)2月に発生した長屋王の変に際して、大宰大弐多治比県守左大弁石川石足とともに臨時で参議に任ぜられ、同年正四位下・右大弁に叙任された。天平2年(730年)勅を受けて擢駿馬使として大宰府に下向するが、その際に大宰帥・大伴旅人の邸宅で催された歓迎の宴で葛井広成が詠んだ和歌が『万葉集』に採録されている〔『万葉集』巻6〕。天平3年(731年)7月に薨去していた大伴旅人に代わって、同年8月に諸司の主典以上の官人の推挙を受けて、大伴氏の代表として参議に任ぜられ公卿に列した。同年南海道鎮撫使。議政官として右大弁を兼任したが、天平7年(735年阿倍帯麻呂らによる殺人事件について、遺族の訴えを審理せず放置したとして左中弁・高橋安麻呂らとともに断罪されるも、聖武天皇により赦されている。
没年不詳だが、一説では天平13年(741年)没とする〔「大伴系図」(『続群書類従』巻第182所収)。また、『公卿補任』でも天平13年(741年)7月に紀飯麻呂が右大弁に任ぜられていることから、同年に薨去した可能性がある旨記されている。〕。最終官位は参議正四位下〔。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「大伴道足」の詳細全文を読む




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