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大伴部金麻呂 : ミニ英和和英辞書
大伴部金麻呂[おおともべ の かねまろ]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [とも]
  1. (n,vs) companion 2. follower 
: [きん]
  1. (n,n-suf) (1) gold 2. (2) gold general (shogi) (abbr) 
: [あさ]
 【名詞】 1. flax 2. linen 3. hemp 
麻呂 : [まろ]
 【名詞】 1. (1) (arch) you 2. (2) (person having) thin or shaved eyebrows

大伴部金麻呂 : ウィキペディア日本語版
大伴部金麻呂[おおともべ の かねまろ]
大伴部 金麻呂(おおともべ の かねまろ)は、8世紀の日本の陸奥国にいた人物である。多賀城跡から出土した木簡によってのみ知られる。
== 解説 ==
名が記された木簡 (第290号木簡) は、多賀城の政庁と外郭南門を結ぶ道路の下に、東西方向に続いていた石組みの排水溝(SD1413溝A)を作るときに使われた土の中から見つかった〔『多賀城跡木簡』II、4頁。〕。溝が作られたのは8世紀前半という〔『多賀城跡木簡』II、6頁。〕。
木簡には、□を判読しがたい字にあてて「長大□□金麻呂」とあり、これが大伴部とも読める状態で見つかった〔『多賀城跡木簡』II、44頁。図版編29頁〕。大伴部は大伴氏に従った部民として東国ではよくある姓(カバネ)で、多賀城出土の木簡にも多い。金麻呂がどんな役職の「長」だったかは不明だが、同じ場所から出た木簡から、木材の納入にかかわる責任者だったのではないかと推測される〔『多賀城跡木簡』II、44-45頁。〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「大伴部金麻呂」の詳細全文を読む




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